きのう(18日)の晩は、
水島で「みんなの学校」の3回目。
テーマは、
「原水爆禁止運動と被爆者のたたかい」でした。
きのうの講義では、
原水爆禁止運動の歴史的なことを
話をする内容だったけれど、思いきって
ポイントをしぼりました。
戦後の反核運動の歴史を順をおって
語ろうと思えば、それだけでたいへんな時間が
かかりますし、原水禁運動の分裂のことなどは、
ちょっと若い人にはイメージがわきにくいので、
はぶきました。
原水爆禁止世界大会がはじまる、1955年前後のことに
まとをしぼって、そのなかから今日につながる
教訓を考えるということに重点をおきました。
とくにこういう歴史的な話をするときは、
固有名詞をもった生きた人間を語ることが大事で、
長崎の被爆者である山口仙二さんの歩みを
紹介しながら、被爆者がこの運動で果たした役割について
みていきました。
また、草の根の運動をつくるという課題のところでは、
長崎の「高校生1万人署名活動」の経験を紹介しました。
労働学校「核ZERO」教室でも、この高校生たちの活動は
参加者に大きな刺激と励ましを与えていましたが、
きのうの参加者も、かなり印象的だったようです。
あと、若い世代でも、原爆のことを語り、伝えていくことは
可能なんだということで、ひとつの例として、
朝日新聞長崎総局の若手記者が書いた、
『ナガサキノート』(朝日文庫、2009年)のことを紹介しました。
講義資料はこちら→2010318をダウンロード
次回(最終回)は、4月8日(木)で、
テーマは「核のない世界へ いま何が必要か」です。
水島で「みんなの学校」の3回目。
テーマは、
「原水爆禁止運動と被爆者のたたかい」でした。
きのうの講義では、
原水爆禁止運動の歴史的なことを
話をする内容だったけれど、思いきって
ポイントをしぼりました。
戦後の反核運動の歴史を順をおって
語ろうと思えば、それだけでたいへんな時間が
かかりますし、原水禁運動の分裂のことなどは、
ちょっと若い人にはイメージがわきにくいので、
はぶきました。
原水爆禁止世界大会がはじまる、1955年前後のことに
まとをしぼって、そのなかから今日につながる
教訓を考えるということに重点をおきました。
とくにこういう歴史的な話をするときは、
固有名詞をもった生きた人間を語ることが大事で、
長崎の被爆者である山口仙二さんの歩みを
紹介しながら、被爆者がこの運動で果たした役割について
みていきました。
また、草の根の運動をつくるという課題のところでは、
長崎の「高校生1万人署名活動」の経験を紹介しました。
労働学校「核ZERO」教室でも、この高校生たちの活動は
参加者に大きな刺激と励ましを与えていましたが、
きのうの参加者も、かなり印象的だったようです。
あと、若い世代でも、原爆のことを語り、伝えていくことは
可能なんだということで、ひとつの例として、
朝日新聞長崎総局の若手記者が書いた、
『ナガサキノート』(朝日文庫、2009年)のことを紹介しました。
講義資料はこちら→2010318をダウンロード
次回(最終回)は、4月8日(木)で、
テーマは「核のない世界へ いま何が必要か」です。
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