石川先生の了解をえて、講演の録音データもアップします。
まず、「民主党政権の経済政策とたたかいの課題」。以下(1時間46分)。
110107_001_2_1をダウンロード
石川 康宏: マルクスのかじり方
これまでにないタイプのマルクス紹介本。マルクスの生き方や学問への姿勢をとおして、現代に生きる私たちに投げかけられるものとは。若い人必読です。
中沢 正夫: ストレス「善玉」論 (岩波現代文庫)
民医連の精神科医の中沢さんが、独特の文体でストレスを弁証法的にとらえた面白本。かなり役立ってます。
水上 勉: 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)
土によって人間は生かされていることがよくわかる本です。土ってほんとうに魔法のようです。
都留 民子: 失業しても幸せでいられる国―フランスが教えてくれること
強固な人権思想を基礎にしたフランス国民のたたかいの力から、私たちは多くのことを学べます。
益川 敏英: 15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ
とても読みやすく、益川さんの歩みや、「基礎の学びの大切さ」「どんどんフラフラしていい」などの豊かな益川哲学が学べます。
阿波根 昌鴻: 命こそ宝―沖縄反戦の心 (岩波新書)
沖縄・伊江島の巨人。その平和思想は、沖縄のみならず、全国が見習うべき宝です。
水月 昭道: 子どもの道くさ (居住福祉ブックレット)
子どもの道くさに初めて科学の光をあてたすごい本です。目からウロコまちがいなし!
井上 ひさし: 井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)
文章が上達するためのヒントを、とても具体的にわかりやすく教えてくれる本です。さすが井上ひさし!
徳永 進: 心のくすり箱 (岩波現代文庫)
徳永医師の本は、どれもこれもたいへん面白いです。ものの見方がとっても豊かになります。
岡本 太郎: 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
太郎のパワーがびんびん伝わってきます。おっし!生きるぞ!という気持ちになります。
門井 文雄: 理論劇画 マルクス資本論
『資本論』第一巻の入門書劇画。熱いです。マルクス経済学を学ぶきっかけにどうぞ。
吉野 源三郎: 君たちはどう生きるか (岩波文庫)
まったく古さを感じさせない社会科学の入門書。コペル君の成長を通して考えます。
伊藤 千尋: 活憲の時代 コスタリカから9条へ―こころを熱くする伊藤千尋・講演集 (こころを熱くする伊藤千尋・講演集 1)
ほんとうにこころが熱くなります。世界はひろいなぁ。
多田 富雄: 寡黙なる巨人
リハビリは人間の尊厳を輝かせること。著者の「言葉の力」にひきつけられ、一気に読めます。
細谷 亮太: 命のノート―ぼくたち、わたしたちの「命」についての12のお話 (こどもライブラリー)
尊敬する小児科医の細谷先生が、わかりやすく「命」を語りかけます。
藤野 高明: 未来につなぐいのち
生きることはすばらしい。著者の言葉が、ひとつひとつ胸に届きます。
小倉 寛太郎: 自然に生きて
あわせて、山崎豊子さんの小説『沈まぬ太陽』を。著者は小説の主人公のモデルです。
人間裁判―朝日茂の手記
岡山県の偉大なたたかい。朝日茂さんの記録です。ぜひ知ってほしい。
川田 忠明: それぞれの「戦争論」―そこにいた人たち-1937・南京-2004・イラク
戦争を考える大事な視点を学べます。著者の『名作の戦争論』もぜひ。
落合 恵子: 絵本屋の日曜日
大人にも、絵本をたくさん読んでほしいと思います。そのために、まずこの本から。
いせ ひでこ: 木のあかちゃんズ
いせさんの感性に脱帽です。木も、命をつないでいる。絵も内容もすてきです。
いせ ひでこ: 大きな木のような人 (講談社の創作絵本)
絵の美しさに感動。植物園で1日ゆっくり過ごしたくなります。内容もシンプルだけど心ふるえます。
アンソニー フランス: ともだちからともだちへ
心をこめた手紙を書きたくなります。言葉の力って、すごいんだな! と思える絵本。
いせ ひでこ: ルリユールおじさん
絵も、内容も、とてもあたたかみにあふれています。本の力、手づくりの魅力、すごく好きな絵本です。
バーバラ クーニー: ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
「世の中を、もっとうつくしくするために」・・・自分は何ができるかな、と考えられる絵本です。
スーザン・バーレイ: わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)
人は死んでも、その人の思い出や教えてくれたことはずっと残ってゆく。ほんとうにステキな絵本です。
佐野 洋子: おぼえていろよ おおきな木 (講談社の創作絵本)
身近にある(いる)ものの「かけがえのなさ」を、あらためて考えさせてくれます。おじさんがコミカルです。
佐野 洋子: 100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
いわずとしれた、不朽の名作。読み込んでいくほどに、深い内容をもっています。
谷川 俊太郎: いっぽんの鉛筆のむこうに (たくさんのふしぎ傑作集)
「人間は鉛筆いっぽんすら自分ではつくりだせない」たくさんの人の労働が、「もの」の背景にあることを教えてくれます。
ラスカル: オレゴンの旅
なんにも持たずに、心を軽くして、旅にでたくなる絵本です。ピエロとくまの友情。絵も美しい。
谷川 俊太郎: わたし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
人間は、ほんとうに多様な「自分」というものを、つながりのなかでもっています。哲学的。
日野原 重明: いのちのおはなし (講談社の創作絵本)
いのちをどう使うのか、日野原さんが子どもたちに伝えています。
浜田 桂子: てとてとてとて
手がもつじつに多様な役割。手の人間的なあたたかみ、手をつなぐことの意味を伝えてくれます。
中村 牧江: てをみてごらん (PHPわたしのえほん)
まず絵がとってもステキです。そして、手のもつ不思議な魅力をあたたかく教えてくれます。
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医療労働者さん講演を聞いていただき、
また活用もふくめありがとうございます☆
石川先生のお話は、聞くたびに
説得力・わかりやすさ・迫力がそれぞれ進化しています。
ほんとうにすごい人だと思います。
投稿情報: 長久 | 2011年1 月15日 (土) 08:46
「慰安婦」本や石川先生のブログは読ませていただいているのですが、先生のお話を初めて聴くことができました。あっという間の1時間45分、一気に学ばせていただきました。
これだけ盛りだくさんのテーマを、こんなにおもしろく、迫力と説得力を持って伝えられるのは、さすが石川先生と感動しました。
さっそくCD-Rに焼いて、職場の仲間にも聴いてもらうことにしました。
独習を進める上で、本当に考えさせられる刺激的なお話でした。引き続き8日の講演も学ばせてもらおうと思います。
貴重な講演をアップしてもらい、ありがとうございます。
投稿情報: 医療労働者 | 2011年1 月14日 (金) 21:52
「当日参加できなかった」「遠方なので条件がない」
という人のために、やっています。
1人でも多くの人に、聞いてもらいたいですから。
ネットだと、日本中、どこからでも学びにくることができますからね。
もちろん、当日の会場でのライブの学びにはやっぱり劣りますが。
どんどんご活用ください☆
投稿情報: 長久 | 2011年1 月11日 (火) 15:07
さすが、石川先生と長久さん!音声データとパワポPDFで学習させていただきます! 岡山が近ければ私も参加したかったので、とてもうれしいです。さらに、もし余裕があれば、講演要旨をすくらむブログにアップさせていただきます。(※じつは石川先生の講演要旨を前に一度ブログにアップさせてもらったのですが、講演内容はどんどんネットで広げてくださいと石川先生にツイッターで許可いただいているのです)
↓石川先生の講演要旨「男は過労死、女は家庭責任と雇用の調整弁」とする財界戦略を抑え込み日本社会に男女平等の実現を
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10496078752.html
投稿情報: ノックオン | 2011年1 月11日 (火) 12:51