きのう(10日)の夜は、岡山県労働組合会議(県労会議)の
青年部準備会へ。県労会議会議室にて。
10名の参加。
半年の準備期間をもうけ、青年部の本格的再建をめざします。
参加は、医労漣、JMIU、生協労組、生協関連・一般労組、
自治労連、県労会議事務局、というメンバーでした。
残念ながら全員男性 ここは戦略的な目的意識をもって、
男女比を半々ぐらいに高めていく必要があります。発展のためには。
さて、私は、会議のなかの学習会(30分)の講師ということで、
「青年部とはそもそも?」という話をしました。
といっても、みんな「県労会議青年部の活動って????」
という人ばかりが集まっていたので、
実際は「青年部とは?」のさらに前段階の話。
概要は、以下のような感じでした。
一。体感で得ていく部分が大きい
1。経験がない、わけですし。
◇いろいろやってみる、ということ。
*すぐに発展する、めちゃ楽しくなる、などとけっして
思ってはいけません(笑)
*試行錯誤だけど、それもまた、楽しい。つくっていくプロセス。
◇「県労青年部って、いいよ、楽しいよ」と言えるためには
2。体験とともに、一定の「道しるべ」や「役割への確信」も必要
◇むやみやたらに「あれをして」「これをして」ではうまくいかない
◇その集団の魅力を輝かせる方向性に合致した内容でなければ
二。そこで、県労会議青年部の魅力を考える
1。「労働組合という組織のなかの、青年部」という本質的規定がある
◇労働組合とは何か?への理解をだんだんと深めていくことが大事
*「集まる」ことが労働組合の魅力と力を増す。人との出会いは楽しい。
*働く人の要求実現(自分の、仲間の、社会の)。誇りをもちたい。
*知ること、学ぶことは、知らない世界の扉をひらくこと。
*「違い」を知れる。「同じだね」を感じられる。
2。「県労会議青年部にもできる」
「県労会議青年部にしかできない」活動って?
3。聴きあう、伝えあう。そして考えあう。
◇一方的に押しつけられる活動って、いやですよね。
◇だから、民主主義という、めんどうくさい作業が必要なのです。
◇自分と仲間の成長を、感じられるような活動に。
以上。
会議全体も、初参加の人もいたし、
ヨタヨタですが、新しい可能性を感じさせる
交流や意見交換ができたのではないかと思います。
これから毎月第2金曜日が定例会議になります。
次回は7月8日(金)19:30~です。
県労会議に加盟している労働組合の若い人なら
誰でも参加できますので、ぜひ!
青年部がなぜあるのか、にはいろんな答えができると思います。
◇青年労働者独自の矛盾や要求というのがあるということ(女性部にもこれは共通します)。
◇労働組合の活動に主体的に関わることでの組合員としての成長の場。
◇職場や地域での仲間づくりによる労働者としての視野の広がりや自覚の形成。
などなど。
でもまあ、こんな話はいっさいしませんでしたけど。
とにかく「いろいろ体験していく」ということが大事だと思っています。
とくに、いまの岡山県労会議の青年部は経験がないので。
投稿情報: 長久 | 2011年6 月12日 (日) 09:30
労働組合にはなぜ「青年部」があって、「中年部」はないのか、それから「女性部」はあっても「男性部」はないのかーーこれを説明できるかどうかが「青年部とはそもそも?」の話が本物かどうかわかります。どう答えますか?
投稿情報: 路傍の人 | 2011年6 月12日 (日) 00:06