『20年間の水曜日―日本軍「慰安婦」ハルモ二が叫ぶ ゆるぎない希望』
(尹 美香著・梁 澄子訳、東方出版、2011年)
を読み終える。
出版されたのは、今月14日。
日本軍「慰安婦」被害者としてはじめて
名乗りをあげた金学順(キム・ハクスン)さん
がはじめて公開証言をされたのが、
1991年の8月14日です。それから20年。
韓国の日本大使館前の「水曜集会」も20年です。
韓国で昨年出版されたものが、
日本でも出版です。ぜひ、多くの人に読んでほしいと思います。
日本軍「慰安婦」の歴史から、公式謝罪や賠償を求めるたたかい、
戦時性暴力の問題までもふくめ、
わかりやすく、また被害者の痛みに寄り添いながら、
読みやすくまとめられています。
まず知ることから。
「私たちが死んでしまったら、誰が日本政府を
許してあげられるんですか?」
のハルモニの言葉は、とても重い。
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