きのう発信した、全国学習交流集会in倉敷の
現地実行委員会メールニュースです。
130の団体・個人に、いっせい送信ではなく、
ひとつひとつ送っています。
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こんにちは。
日本列島各地で、猛暑が続いています。
みなさま、お元気にお過ごしでしょうか。
今日は8月6日です。
原爆詩集を記した峠三吉は、原爆によって奪われた
ものへの怒りをもって、「にんげんをかえせ」と
叫びましたが、こんにちほど、この言葉が、
広がりと強い憤りをもって胸にせまってくる
ときはないのではないでしょうか。
政治情勢が、緊迫の度をますます深めるなか、
いよいよ倉敷集会まで2か月となりました。
この間、さまざまな場所に要請に行かせて
いただき、また取り組みが進展していくなかで、
倉敷集会への期待をひしひしと感じているところです。
まさに歴史的な集会になる予感がしていますし、
最後まで引き続き全力で準備を重ねていきたいと
思っています。
このメールニュースは、いつもお世話になっている
団体・組織のみなさまや、ご縁のあった方々に
送らせていただきます。
「配信不要」希望の方は、遠慮なくご連絡ください。
現地実行委員会事務局 長久啓太(岡山県学習協)
2012年8月6日 広島への原爆投下から67年の日に
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みんなでつくろう、でっかい感動。
★2012 全国学習交流集会in倉敷 メールニュースNo.4
【目次】
①尾崎惠子さん記念講演へのメッセージ
②岡山県内の取り組み状況
③全国の活動、期待の声など
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①尾崎惠子さん記念講演へのメッセージ
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★JAL不当解雇撤回裁判原告・神瀬さんから
10月6日(土)の1日目の記念講演、尾崎惠子
さん(客室乗務員)の講演への期待メッセージを、
同じ客室乗務員の仲間である、神瀬(こうのせ)
麻里子さんからいただきました。
神瀬さんは、JALの不当解雇撤回裁判の原告で
あり、同じ関西で尾崎惠子さんらとともに、空の
安全、働く仲間たちのためにたたかってきた方です。
神瀬さんも、10月の全国集会に「ぜひ参加した
い」とおっしゃっていただいています。
では、以下、神瀬さんのメッセージです。
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10月6日、倉敷での尾崎惠子さんの講演を、
たくさんの方に聞いていただきたいと思います。
尾崎さんは元気のかたまり。会うたびに生き
ることの素晴らしさを語ってくれます。
仕事と家庭・子育てを両立させるのは大変だ
ったはず。しかも尾崎さんの仕事は空を飛ぶ職業。
極度の緊張を強いられます。しかしそんな様子も
見せず、いつも元気で明るい尾崎さん。会社は
違えど同じ関西で働く客室乗務員として、今まで
どれだけ助けられたことでしょう。
おかしいことにははっきりとおかしいと言って
きた尾崎さん。
「なんで夫婦が協力しあって子育てできないの?」
「なんで労災で休んでた客室乗務員が解雇になら
ないとあかんの?」
「なんで仕事はあるのにグループ会社を事業閉鎖
して、全員解雇するの?」
身の回りで起きたどんな事態も、尾崎さんは冷
静に受けとめて研究し、ことの根本をしっかりと
つかみ、敢然と反論されます。力を落としている
仲間を励まし、大きい世界、夢のある世界を語って
くれる。そんな話を聞いて元気になり、たたかう
勇気がわいてくる。そうやって、一緒にたたかう
仲間が増えていったのです。私もそのひとりです。
私は33年働いたJALから退職強要を受けた
のち、2010年の年末に解雇され、真っ暗闇の中に
いました。そんな時に「やってやろうじゃないの
!」と熱く励ましてくれたのは尾崎さんでした。
ちぢこまっている場合じゃない、おかしいのは
私じゃない、JALなんだ。おかしいと言わなく
ては! と気がついたのです。
明るく輝く太陽みたいな尾崎さん。これからも
元気で共にがんばりたいと思います。
JAL不当解雇撤回裁判原告
日本航空キャビンクルーユニオン神瀬麻里子
(3日目の記念講演の関野秀明さんへの
期待メッセージは、次回のメール
ニュースでお伝えしたいと思います)
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②岡山県内の取り組み状況
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★会議をかさねる現地実行委員会
現地実行委員会では、8月2日に第7回の会議を
行い、あと2か月間の取り組みと内容準備について
協議をすすめました。
3日間の動態表もつくり、要員配置や分科会の
諸準備もすすめていきます。
また、1日目と2日目に予定されている「出会う・
つながる交流会」「深まる交流会」の内容についても、
若い人で企画小委員会をつくり、準備をすすめてい
ます(この交流会では、食べ物やお酒は出ません)。
また、実行委員会内の若手専従者グループで、
事務局をつくり、よりつっこんだ議論と準備をして
いこうと、会議をかさねています。
★100名×3日間の参加目標-倉敷地域
地元中の地元である倉敷地域では、この間、労働
組合の中心メンバーに集まっていただき、2回の
相談会をもってきました。
100名×3日間の参加目標を達成するため、
それぞれの組合での取り組みなどを交流。
また、8月21日(火)には、「倉敷プレ交流会」
として、倉敷集会の魅力と期待を交流しあう企画を
予定しています。
★JAL不当解雇撤回裁判争議団が集会の宣伝!
7月17日・18日と、裁判勝利のため、岡山に
要請・宣伝行動にこられたJAL不当解雇撤回裁判
原告団の方々が、10月の全国集会の1日目の記念
講演が、同じ航空産業でたたかってきた仲間である
尾崎惠子さんということで、自分たちの要請とあわ
せて、要請に訪れた先々で、倉敷集会への参加を呼
びかけてくださいました。
原告団の何人かの方からは、「ぜひ本番の集会に
も参加したい」という声も聞かれました。
★生協労組、県医労連で集会にあわせた取り組み
生協労組おかやまでは、10月6日の集会の1日
目に、午前中分会長会議を設定し、その会議参加者
にそのまま全国集会に参加するよう呼びかけようと
いう取り組みになっています。西崎書記長によると、
「少なくとも数十名は参加する」とのことです。
岡山県医労連でも、午前中に倉敷駅前のデッキで
宣伝行動を計画し(パート部主催)、そのまま全国
集会に参加しようという流れを設定しています。
岡山県内では、集会にむけた雰囲気が徐々にでき
つつあり、今後も各労働組合・団体に働きかけを
強めていく予定です。
★Tシャツ作成決定
現地実行委員会では、集会当日のスタッフ用に、
また、全国の方々への販売用に、集会オリジナル
Tシャツを作成することを決めました。
デザインは、チラシの表紙にある、岡田しおり
さんのイラストを使用。ふだんでも着られる、
おしゃれなTシャツにしようと準備しています。
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③全国の活動・期待の声など
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★島根県では、労働学校の卒業レクに倉敷集会を
島根県学習協では、8月29日に開校する
第24期労働学校の卒業レクとして、倉敷での
全国集会を位置づけ「みんなで参加し、全国の
元気をもらいましょう!」と呼びかけています。
島根県内全体でも、20名の参加をめざして、
取り組み中です。
★四国でも取り組みすすむ
岡山に近く四国各県でも、倉敷集会を、次世代
育成の絶好の場と位置づけ、日帰り参加ふくめて
100名の参加目標を決め、取り組みをすすめて
います。
香川では、岡山にもっとも距離が近いというこ
ともあり、日帰り参加ふくめ、参加者組織をすす
めており、すでにひと通り労働組合などへの要請
を終えています。また、県労連青年部の中心的な
メンバーが、「2014年に行われる四国の交流集会
の参考にしたい」ということで、倉敷集会にも
参加することが表明されています。
高知県学習協では、1日目の尾崎講演を聞く
日帰りツアーが企画されています。それ以外にも、
「3日間のフル参加」「未組織の人の参加」と、
分野ごとに担当責任者を決めて、参加の追求を
はじめています。
愛媛では、7月13日に、「倉敷集会の魅力と
岡山労働学校の経験を聞く会」が企画され、愛媛
県学習協の方と、県労連青年部の中心メンバーが
集まり、岡山県学習協の長久事務局長から話を
聞き、楽しく交流しました。愛媛では、「20名
は参加したいよね」ということで取り組みがすす
められています。
★現地実行委員会・長久事務局長、九州要請へ
7月23日から27日まで、5日間かけて、
現地実行委員会の長久事務局長が、鹿児島、宮崎、
熊本、佐賀、長崎を要請訪問。5日間であわせて
50数か所の労働組合・団体を訪問しました。
全国学習交流集会へは、九州からの参加がこれ
まで少なく、「今度は西日本での集会。ぜひ九州
からたくさんの参加者が来てほしい」ということ
で、直接集会の魅力と意義を伝える活動をおこない
ました。
訪れた先では、まだまだ全国学習交流集会の
認知度が低いことを実感しましたが、「ぜひ参加
者を募りたい」という積極的な反応や、次世代
育成のための学習活動の必要性について話が弾む
こともしばしばでした。
ぜひ、九州のみなさんの参加で、集会に新しい
エネルギーをくわえていただきたいと思います。
★その他、期待の声なども
広島と神奈川では、引き続き県段階の実行委
員会が継続的に活動しており、集会への運動
プロセスも大事にしながら、参加募集をすすめて
います。
関西勤労者教育協会では、来年の創立60周年
に向けた取り組みの一環として、倉敷集会を位置
づけ、呼びかけを強めています。
いちはやく参加申込みをされた、にいがた青年
ユニオンの山崎さんは、「岡山までは距離も遠い
し財政的負担もたいへんだけど、今回の学習会を
新潟の組合員のために生かせるようにしたい」と
語られています。
北海道からも、建交労函館支部からの参加者を
はじめ、数名の参加がすでに決まっています。
建交労長崎県本部の飯田書記長も、「全国集会
に参加すれば学びも仲間も一挙両得!倉敷集会を
とても楽しみにしています」とメッセージを寄せ
ていただいています。
岡山県内も、全国的な取り組み状況からみても、
倉敷集会の魅力を広げることができれば、参加は
想像以上に広がる可能性があります。あと2か月間、
集会の魅力を1人でも多くの人に届けきる活動に
全力をつくしたいと思います。
メールニュースは以上です。
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