ブログのお引越しです。Typepadの日本語サービスが3月末で終了ということで、残念ながら日本語しか読めない私は、このブログを管理していく自信がありません。4年以上書いてきたこのブログ。かなり気に入っていて、記事もたくさん蓄積されていて、泣く泣くですが。でも、また新しいブログで、気持ちをあらたに書きつづけます。( こちら )です。読んでいただいていたみなさん、新しいブログでも、ぜひよろしくお願いいたします!
『シリーズ日本近現代史6 アジア・大平洋戦争』 (吉田裕、岩波新書、2007年) この戦争については、 何回も何回も学んではきていたが、 まだまだ知らないこと、見えていなかった 視点が山ほどあることを痛感した。 歴史から学ばずして、 未来はつくれないと、強く思う。
『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』 (佐藤可士和、宣伝会議、2013年1月) 佐藤可士和さんの本は、 これまでも何冊か読んできて、 共感するところが多かったので、 自然に手がのびた。 あー、もっと背筋伸ばして生きよう、 言語化をもっとしよう、と考えた読後感。
今年のお盆休みに、徳島の友人に誘われて、相方ともども韓国への平和ツアーを予定している。しかし、朝鮮半島情勢は、厳しい局面をむかえているように思う。北朝鮮の核実験の実施、そして朝鮮戦争の休戦協定の「白紙化」である。やっぱり、ちょっと恐いね、この時期韓国に行くのは。8月15日に現地にいる予定だから、どんな雰囲気なのかを知りたいと思う。でもねー・・・。日本政府や外務省は韓国への旅行や渡航にたいして、なんらかの注意喚起を行うのだろうか。いずれにせよ、憲法改正への動きもからむし、東アジアの安全保障の問題は、悩みが深いな・・・。よく勉強しないと。
うん?そうか。寝ぼけ顔。
昨夜(8日)は、3・8国際女性デー岡山県集会へ。県立図書館の多目的ホールで行われました。DVD上映『私は男女平等を憲法に書いた』(72分)を鑑賞。昨年末に89歳で亡くなられた、ベアテ・シロタ・ゴードンさんのことを偲び、彼女の意志を受け継ごうということでした。DVD鑑賞ののち、私が15分間の補足説明、「憲法24条を実現していくために」ということで話をしました。20年前の1993年に来日された様子を中心につくられているドキュメンタリーDVD。非常によい作品です。24条を中心に、日本国憲法の制定の過程が浮かび上がります。私は何回も見てきたものですが、あらためて大画面でみると、ちがいますねー、やっぱり。よいです。ベアテさんのチャーミングかつ頭脳明晰、そのお人柄もよく伝わってきます。私の補足説明は、ベアテさんの最後の言葉の紹介、GHQの草案執筆者のなかに若干22歳で女性のベアテさんが入っていたというスゴサ、憲法の制定過程で「押し付けられた」のは誰なのか、「いつ、どこで、だれが」憲法を書いたのかの重要性、人権条項の草案を書いた3人の豊かな経歴と情熱、日本国憲法の人権条項は今でも先進モデル。これが前半で、後半は、自民党の改憲案の24条には、「家族は互いに助け合わなければならない」という「共助」の義務化、自己責任論の憲法化があること、日本の支配層にとって、参院選で改憲派が勝利するならば、「夢のような3年間」が訪れること、96条を変えることの意味、そして9条改定・基本的人権の制限へ。憲法の24条は「家族関係・婚姻関係」のなかでの両性の平等をうたっているが、これを実質的なものにするには、さまざまな分野、憲法のさまざまな条文にジェンダー平等・女性参画の視点を入れていかなければならない、たとえば男女の賃金格差や女性の貧困率の高さの問題、待機児童問題は女性の「勤労の権利」を奪うという視点、労働組合の執行委員の男女比は平均すると85%と15%。司法のなかでのジェンダー平等の課題、憲法尊重擁護の義務をおっている、天皇・国務大臣・国会議員・裁判官・その他の公務員とあるが、これらの権力担当者はまだまだ男性中心である問題。社会のさまざまな分野でジェンダー平等が実現してこそ、家庭内や家族関係、婚姻関係においてもジェンダー平等が実質的に実現されていく。憲法の全体を、「女性の視点」で読むことの大事さ。さいごのさいごに、100年前に女性に参政権があった国は、数か国だけ。いまは女性の参政権は世界の国々で実現されている。20世紀に、世界の女性たちは巨大な前進をとげてきた。21世紀は女性の世紀です。女性のたたかいの分野で、ぜひがんばってほしい。という感じの話でした。15分の持ち時間を2分ぐらいオーバーしましたが、まあ、こんな感じでしゃべりまくりました。全体の参加は65人でした。平日の夜に、これだけ集まれば、すごいです。見慣れない若い女性もチラホラ。男性は5名ぐらいだったかなー。もっと男性を増やさないと。参加されたみなさん、おつかれさまでした。
働くことへの意識は、時代とともに変化しています。学生さんたちと長年接してきた沢山先生は、学生さんのもつ「働くことへの不安」の背景について、学生のみなさんとともに考え続けてきました。 働くこと、生きること。生き方や社会との関わり、ものごとの本質への問いかけを大事にする。問う主体としての私たちへの、あたたかいメッセージです。
はい。「科学的社会主義の人間論講座」ですが、なかなか反応がないので(涙)、ネット上のみのチラシをつくって、1回1回の宣伝をしていこうと思います。3月15日(金)18:30~の第1回は、「考えることができる―人間の知性について」です。岡山市勤労者福祉センター3階小会議室にて。(以降毎週金曜日、全4回)ぜひ、ご参加ください。
【内容説明文】 人間は言葉をもっています。それは、知性、つまり「考える力」をもっているということです。判断・推測・比較・分析・総合・推理・想像・・・。また感情や意志なども、すべて言葉によって支えられています。 人間は、どうして言葉をもつようになったのでしょうか。また、知性さえあれば、すべてうまくいくのでしょうか。知性を暖かいものにするのか、冷たく残酷なものにするのか。そこには、人間にとっての理性の問題があります。 そして、資本主義社会のなかでの「言葉」をめぐるたたかいも考えたいと思います。 人間を考え、人間を問う講座の1回目です。
きのう記事に書いた倉敷労働学校のプレ企画ですが、講師は沢山美果子さん(岡山大学大学院客員研究員)に決まりました。5月21日(火)18:30~くらしき健康福祉プラザを予定しています。チラシができ次第アップします。沢山さんは、83期岡山労働学校の記念講演もしていただき、大好評を得ています(ようすはこちら)。倉敷の労働学校成功のために、よい企画にしたいです。がんばるぞー
消費税や社会保険が払えなくて追い込まれ自殺された経営者仲間の話が印象的でした。「消費税に殺された」という言葉が重かったです。赤字だろうがなんだろうが、消費税は払わなくてはいけない税金。税務署のきびしい取り立て。税務署は、「消費税は預り金でしょ、払いなさい」というが、中小企業は商品価格に転嫁できない。預かってないのに、払わなければならない。消費税は根本的に欠陥のある税金。悪魔の税金です。消費税率は2014年4月に8%、2015年10月に10%に上がる予定です。とんでもない。さらに会社経営者の自殺が増える恐れがあります。税金が人を殺すって、いったいいつの時代ですか。深い憤りを感じます。増税はとめなければならない。
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