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きょうも、私のブログを見て、りくにメロメロになっている人がいることがわかる。相変わらずの人気者ですな。あれ、思春期の顔?ほえた!!??おとぼけ・・・だんだん大人の顔に?
きょう届いた、 神奈川県学習協の会報に、 学習協と神奈川労連の共同で、 4月3日に、 「全国学習交流集会in倉敷」の 神奈川県実行委員会が 発足するという小さな記事が!! (見逃しませんよ) 広島に続いての発足です! 励みになります
最近読み終えた本。『「資本論」はどのようにして形成されたか-マルクスによる経済学変革の道程をたどる』 (不破哲三、新日本出版社、2012年) 全体的に、ものすごい研究なんだけど、 とくに、 「まえがき」と「終章」がすごい。 マルクスは、革命家であったからこそ、 理論的にも突き抜けた、という最後の指摘は 学問における立場性について、示唆に富む。『革命家マルクスとイェニー』(土屋保男、新日本出版社、2012年) 理論書というよりは、読み物、という感じ。 3月11日の「しんぶん赤旗」に、 山口の真鍋由希さんが、たいへん良い 書評を書いているので、 そちらをご覧ください(笑)『「被災者目線」の復興論』(日野秀逸、新日本出版社、2011年) 18日にあった、 岡山県地方自治研究集会での 日野さんの講演のおさらい。 昨年10月の出版物なので、 じゃっかん読むのが遅かったと反省。 ただ、基本的な考え方は今も同じです。 上からでなく、下からの再建・復興論です。『保育の未来を考える』(井尻正二著・斎藤公子付言、築地書館、1985年) さすがに古さは感じたけど、 随所に、「あ、おもしろい」というところが。 さすが、井尻節。 保育論というよりは、 「考え方」を鍛える本。『ちいさこべ』(山本周五郎、新潮文庫、1974年) Facebookでお友達になっている、 佐賀県議の武藤明美さんに すすめられた小説(笑)。中編作品4篇を収録。 やはり表題にもなっている「ちいさこべ」が いちばん良かったかな。 山本周五郎は、弱きもの、小さきものへの 愛が深い。読み返されるべき作家です。
きのう(20日)は、瀬戸内海の女木(めぎ)島・男木(おぎ)島へ。香川県です。高松港からすぐ。20分ほど。めおん2 という船に乗っていきました。12時に高松港を出ました。2010年に行われた、瀬戸内国際芸術祭では、この島も、アート作品で彩られましたが、それがいまもちゃんと残っているんです。直島や豊島も、アートな島になっていますが、この女木島・男木島も、予備知識なしでいったので、かなりの感動でした。瀬戸内海は、世界に誇るべき、アートの発信地になっていますね。しかも、現代アートがたんに「置かれた」のではなく、その島の風土や伝統に融合する形で、アートが「添えられている」という感じで、すごく可能性を感じました。では、写真を中心に紹介。時間があまりないので、コメントは少しだけ。まずは、女木島。人口は200人に満たない、小さな島です。港の正面に、このような建物。まず行ったのが、鬼ヶ島伝説がのこる、洞窟へ。山の上にありました。天然の洞窟だそう。瀬戸内海が一望。他の観光客のみなさんと一緒に、集団で案内されました。洞窟へ入ってきます。入場料500円。ガイド役のおじさん。この洞窟、実際には、鬼ではなく、海賊が住んでいたんだとか。年間を通して気温が15度ぐらいで、過ごしやすいらしい。鬼ヶ島伝説の由来などを詳しく説明していただきました。なるほどね。鬼とか、へんなオブジェがけっこう、置いてありました。まあ、子どもは反応度が高いかもね・・・。宝物がしまってあるところ。ちなみに、この洞窟、思った以上に広くて、びっくりしました。長さは400メートルほど。世界でここにしか生息していない昆虫? もいるそうです。鬼がミューティングしているところだそうです。桃太郎一味の侵略戦争に備えないといけないですからね。なんでこんなものが・・・手を入れてはいけません。じつはこの洞窟のなかにもアート作品が何か所かに!アルゼンチンの方の作品らしいです。影を鑑賞する。女性の身体が美しい。あれ、桃太郎と握手してるじゃん!!立場が違っても、わかりあえるんだよね。教育的な洞窟です(笑)。鬼の頭首。出口! 約30分の洞窟探索でした。なかなかおもしろかったね。天然洞窟ってところが、すごい。さて、いったん港に戻って、アートめぐり開始。どうみても、ぼろぼろの古い民家。なかに入ると、アート作品が。瀬戸内のアートって、こうした民家を改築してつくったものがすごく多い。だから、島の景観はまったく変わらないんですよね。行武治美さんという方の作品「均衡」。じつは、小さな鏡をひとつひとつ繋ぎ合わせたもの。裏や2階からもみることができました。不思議な空間・・・。つづいても、民家を改築したアート作品へ。ここは、中の撮影はダメだったので、外からだけ。レアンドロ・エルリッヒさんという方の、「不在の存在」。不在の存在・・・ないのに、ある。いないのに、いる。鏡に映らないわたし。足跡だけが動く空間・・・。ここは、すごくインスピレーションをかきたてられました!おもしろい。若い説明員さんが、ていねいに対応してくれるのも好感。港近くにもどる。ピアノの形をした船・・・。なぜかモアイ像・・・。これはアートとは関係なし。なんでも、香川の業者さんが、イースター島のモアイの再建に関わっていて、実験模型としてつくったものなんだって。だから、実物大ですよ。大きかった。4メートルぐらい?かもめのアート。さて、女木島滞在わずか2時間で、つぎの男木島にフェリーで移動。ほんとうは、1日にひとつの島をじっくりまわるのがよかったですね。2つとも行ったので、時間が少なかった。もっとゆっくりまわりたかったです。女木島は、桜もすごく多いそうなので、花見時期の来島も魅力的かも。女木島から男木島まで、フェリーで15分ほど。すぐ近くです。集落が段々になっています。山口の祝島のような感じでしたね。港につくとまず目に入るのが、こちら。男木交流館。これも全体がアート作品。この屋根のオブジェはですね、よくみると、いろいろな文字なんです。漢字やひらがな、英語、ギリシャ語など、世界8カ国語の文字がおりまぜられているんです。影とかみると、おもしろいですね。なかも、すごく開放的な空間に。喫茶店やフェリーのチケット販売所も併設。島の交流スペースになってました。いちおう、お昼は軽く食べてたんですが・・・島の方がつくったカレーを食べました! 外で食べているような感覚だったし、おいしかった。さて、アートをめぐる散策にでかけますか。石段をあがっていきます。島のみちは、せまい。せまい道、大好き。ぼくが島が好きな理由のひとつは、車が少ないこと。早く動く車がないと、空間がゆったりします。歩く早さが時間軸の標準です。そして、車がないので、道がやさしいこと。危険もない。人と人が出会うとき、あいさつが必ず生まれること。川崎猛さんとドリームフレンズのなかの、作品。古布でつくった縄の塔。もとは、民家の囲炉裏があった場所なんですって。川崎猛さんの作品空間。芸術祭期間中は“想い出玉”というものでいっぱいの空間だったらしいです。いまは、シンプルなギャラリーに。とても透明感のある、開放的空間でした。さらに、集落のなかを歩く。じつはこれも作品でありまして、「おーい」とパイプのなかに叫ぶと、おもしろいことが!!!こちらは、高橋治希さんの作品。やはり、古い民家のなか。ひとつひとつが、陶器でできていまして、瀬戸大橋が描きこまれているんです。部屋のなかから、瀬戸内海の風景が。発想がとにかくおもしろいですね。つぎはここ! これも、一見古い民家にみえる。黒い部屋。じつは、すべて漆。漆芸家のみなさんが、木造民家を創造的に改築。この黒い部屋はへ、写真じゃちょっとわかりませんが、ほんとうに異世界なんだけど、やわらかい空間でしたよ。ちなみに、この黒い部屋では、カフェもできます。となりには、白い部屋! 窓からは、瀬戸内の海。かなり感動。この部屋も、ずべて4面 漆!めっちゃ、手間ひまかかってます。押入れの中も、このとおり。すてきでした。散策はつづく。歩く。そして、男木島でいちばん感動したのが、ここ。「オンバ・ファクトリー」オンバとは、島のおばあちゃんたちが、荷物を運ぶのに使う手押し車のこと。なんと、ここは、世界に一台しかない、オリジナル・オンバの制作工房とカフェの融合した場所。ここも、まったく人が住んでいなかった、荒れた民家を改築して整備したそうです。こんなカラフルなオンバも。これ、椅子なんですが、うさぎです。民家のなかも、すごくステキな空間!ああ、ここでカフェがしたかった。時間が足りなかった・・・。この民家のなかで、島の人たちの写真と、ひとりひとり違ったオンバが一緒に紹介されていて、まさに「世界にひとつのマイオンバ」で、すごく感銘を受けました。アートの力と、島の人々の生活が、こんなに溶け合って、すてきなものが作りだせるんだなと。これも、ちゃぶ台オンバ(笑)。ヨットオンバ。まあ、これは実用的でないけど。あー、ここは、ほんとうに良かったな~。紹介しきれないけど。また行きたい。ここでもらったチラシ、男木deあそび隊のホームページは、おもしろいです(こちら)。島さいこー!さあ、帰ろう。今度は、1日じっくりかけて、いや、泊まりで来たいな。
明日(20日)は、完全オフの日にしました。今週後半は、やることが山盛りの予感…しかし、それをふりきって、久しぶりに島旅に行きます!日帰りですけど。瀬戸内海の、まだ行ったことのない、女木島・男木島に行こうと思っています
10月6日~8日の全国学習交流集会in倉敷にむけて、おとなり広島で、倉敷集会に向けた実行委員会が今月下旬にも立ち上がるとの一報あり。ありがとうございまっす!!続報、お待ちしています
去勢手術後、おとなしかったのは、2日間ぐらいだけでしたね・・・。いつもの暴れん坊りくに、もどっています。かわいいんですけどね・・・。
この週末、あたたかかったですね~。気持ちも春めいてきますさて、土曜日(17日)の夕方は、岡山県立図書館に、映画『第4の革命-エネルギー・デモクラシー』を鑑賞に。来館者数、貸し出し冊数が、ともに6年連続全国一の図書館です。映画は・・・ちょっと(だいぶ?)寝ちゃいました! すみません!事前に『シネ・フロント』という雑誌で、予習したのがいけなかったのか? たんに眠かっただけなのか。うーん。終了後のトークの時間も、内容は良かったけど、説明が少なく、微妙な感じ。うーん。いろんな人がいる取り組みって、難しいですね。きょう(18日)は、午前中、掛屋つよしくんのコンサートに。地元早島のゆるびの舎で。お世話になっている、もみの木保育園の行事企画。相方の妹ぎみ、めいっこ、おいっこ、も一緒に、4人で鑑賞。掛屋くんは、長崎の佐世保にいる16歳で、生まれつき障害があり、目がほぼ見えず、知的障害、成長もゆるやかなんだとか。でも、音楽にはすごく興味をしめし、3歳からピアノを弾き始め、作曲まで。掛屋くんの奏でるピアノの音色とその歌声は、とても素朴で透明感があり、とても感動しました。ご両親の愛情にも、すごく感激でした。午後は、岡山県地方自治研究集会2012年に参加。シンポジウムと記念講演。どちらも良かった。たくさんの人が参加されていました。地域でがんばっている方のお話には、たいへん励まされましたし、「地方公務員が増えないとだめだという確信がある」との記念講演の日野秀逸さん(東北大学名誉教授)の言葉には、納得です。さて、これから、仕事で沖縄平和学習に行っていた相方を迎えに、岡山空港までいってきます。どんなみやげ話が聞けるかな。
きょう(16日)は、午前中、水島協同病院にて、半日ドック。まあ、半日といっても、じっさいに検査時間は全部で1時間少々。あとは、血液検査の結果を受けて、「ありがたいご指導」を受け、11時20分ぐらいには終了。そうそう、キグウにも、生協関連・一般労組のA澤さんが、同じく検診にこられていました。また、胃のレントゲン室の前で待っていたら、「お久しぶりです!」と声をけけてくれた人がいて、誰かと思ったら、ソワニエ卒業生のW辺S太くんでした。相変わらず、さわやかな好青年だ。あ、そうそう、むかし岡山労働学校の運営委員をしていた、T田T志くん(医療事務)にも会いました。まあ、知り合いが多いですね。はは。ありがたいご指導では、「お酒はひかえめに」「運動をもっと」など、まあ、いつもと同じでした。裏を返せば、まったく生活習慣が改善されていないということで・・・ここ30年間ほど、大病はしていませんが、2080年までお世話になる自分の体。大切にしないとなー。
きょう(15日)は、朝、りくを動物病院に連れて行き、18時半頃、むかえに行く。そう、去勢手術の日なのでありました。手術後のりく。じゃっかん、いつもより、おとなしいかな。走るのが少なく、あまり飛ばない。「今日はゆっくり休ませてあげてください」との獣医さんの指示どおり、今夜はべったりべたこさんで、そばにいてあげよう。がんばったね。
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