最近読み終えた本。
社会進歩と女性講座の勉強におわれるなか、
ちょっと気分転換に読んだもの。
『皮膚は考える』(傳田光洋、岩波書店、2005年)
『第三の脳-皮膚から考える命、こころ、世界』(傳田光洋、朝日出版社、2007年)
なにがすごいって、皮膚はすごい。
皮膚って、臓器なんですよ、知ってました?
表面積でいうと、成人で畳約1畳分。重さは約3キロ。
皮膚は、外界と人間の体の境界線として、
さまざまな役割を果たします。皮膚がなければ、人間は生きていけません。
それに加えて、最近の研究では、いろいろなことがわかっています。
外界の違い(湿度など)によって、柔軟に自己を変化させたり、
脳と同じような情報処理の働きをすることがわかっていたり、
電気をもっていたり、免疫をつかさどる最前線の臓器でもあったり。
心的ストレスが皮膚機能に影響するということも、非常に興味深い。
さらなる研究の進歩が待たれます。
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