本日、『理論劇画 マルクス資本論』(かもがわ出版)が
ついにやってきたので、さっそくザッと読んでみる。
印象は・・・
あ、あ、あ、あ、熱い!!!
原作の門井文雄さんの絵も熱いし、
『資本論』やマルクスを知ってほしい!
という情熱にあふれている。
熱は、伝わるのである。
これは、普及せねばならない。
ときどきの「解説」も
今の社会、経済情勢をふまえての
『資本論』解説になっており、とてもいい。
そして、マルクスの生涯なども
描かれているのも、興味が増してよい。
エンゲルスが貧乏マルクスを経済的に
支えるために、いやな工場経営に入っていくところ、
マルクスがエンゲルスにあてた手紙のところは、泣けた。
ただでさえ、泣ける手紙の中身であるのでに、
視角効果も加わって、じーんと胸にきた。
エンゲルス送金の
お金をにぎりしめ、
つっぷして泣くマルクスの図。
『資本論』1巻の道案内としても、
入りやすい内容になっている本書。
これは買いですよ!
そして広げましょう!
ただ漫画もいいですが、やはり本を読むことだと思います(今、家族私有財産国家の起源と格闘中です)。ただ、本を読むきっかけになればと思います。早速、身近な人たちに4冊売りました。率直な感想は、労働者がどれだけ資本家からあの手この手で搾取されて痛めつけられていることが良くわかりました。あと、マルクスとエンゲルスの関係が良くわかりました(私も送金の部分に感動しました)。
投稿情報: 鹿児島K | 2009年4 月17日 (金) 11:29
ちょうど同じでしたね。
古典選集も漫画ですか・・・。
たしかにおもしろそうですね。
日本の漫画文化の力はこんなところにも
発揮されるのですから、すごいものです。
投稿情報: 長久 | 2009年4 月16日 (木) 11:27
こちらのも今日届きました。私も今読み終えました。漫画っていいですね。入りやすいです。あとわかりやすいですね。なので全ての古典選集を漫画にしてほしいですね。ほんと切望しています。
資本論の中身だけでなく、マルクスの人生なども掲載されていたのでよかったです。それならマルクスの漫画伝記など作ってくれる人がいたらなと思います。
180ページの金子ハルオさんの言葉が印象的で、「資本論読まねば!」と思いました。
投稿情報: 鹿児島K | 2009年4 月15日 (水) 19:53