きのう(15日)の晩は、
岡山市学童保育指導員組合の
学習会の3回目。
いちおうこれで一区切りでありました。
参加は8名でした。
若い指導員さんの学ぶ姿勢が
すばらしい組合であります。
会場は岡山市内のとある学童クラブ。
←クリスマスらしい飾りがありました。
きのうの学習テーマは、
「活き活き労働組合活動-魅力あふれる組合に」
でした。
これまでの2回の学習会をふまえ、
労働組合を魅力的なものにするための
基本的なポイントを問題提起してみました。
できるだけ具体的な話をするように心がけました。
以下、講義の概要です。
一。前回のまでのおさらい
1。考える視点
◇子どもに保育の質を保証していくために-指導員の労働条件の保障
◇きちんとものが言える労働者に-基本的人権への理解がカギ、働くルールの学習も
◇自分たちの「到達点」「位置」を知る-比べてわかる、自分の働き方
◇みんなが「プチ活動家」に-1人ひとりは微力でも、労働組合には数の力がある
2。労働組合は、労働者にとって絶対に必要な組織
◇労働者の特徴
①数が多い、②ひとりでは弱い存在→だから団結する(ひとつになる)
◇日本国憲法28条
「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の
団体行動をする権利は、これを保障する。」
二。労働組合が活き活きと輝くための基本ポイント
1。活き活きするって、どういうこと?
◇成長している、前向きな変化を感じる
◇労働組合が、活き活きする
*要求の実現
*連帯のひろがり
*自分や仲間の成長の姿
2。労働組合活動の活動を魅力的にするには
◇具体的な活動のポイント
*情報の発信と共有
・ニュースづくりの大切さ
・情報共有のために、さまざまな方法を工夫して
*会議の質
・会議こそ、活動のフシ。丈夫な竹は、フシを土台にして伸びる。
「まず戦略的(長い目で、広く考えた)計画を持ち、それにもとづいて
戦術的(具体的な戦い方)計画を持つ、それを行動(練習・試合)に移
す。そして、結果を点検(チェックして、修正)し、再び行動(練習・試合)、
最後に総括(行動を分析し、戦術の修正、ときによっては戦略の修正)
という循環をはっきりもつこと。計画→行動→点検→行動→総括。こ
のことを個人的にも、チームとしてもくり返すことが最も重要なことです」
(泉優二『サッカー大好き!』岩波ジュニア新書、1994年)
*学習活動を中心中の中心にすえられるか
・なぜ「学ぶ」ことが大事か
・埼玉土建一般労働組合の話
・みなさんの「無知」を一番喜ぶのは誰か、一番影響を受けるのは誰か
・働く仲間の学習月刊誌『学習の友』(1冊400円)の定期購読を…!
・学習活動は、“続けること”が一番大事
◇労働組合が、労働組合らしくあること
・団結と連帯ー人間だけが手をつなぐ
・ヒューマニズム(あたたかさ)
・たたかいー人間らしさを奪うものと向き合って
*数こそ力ー仲間をふやそう
コメント
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