午後は、岡山市民のつどい(岡山市職労事務局)の
前夜祭の映画「しあわせのかおり」を相方と観に行きました。
なかなか食欲をそそる映画です。
確実に中華料理が食べくなります。
監督のあいさつも人柄が出てて、おもしろかったです。
夜は、10年ほど前の岡山労働学校の運営委員の
メンバー有志で「同窓会」的な飲み会。
いま広島の三原にいるMっちーとは、
ほんとうに久しぶりの再会でした。
みんな、元気そうでなりより。
同年代の仲間って、ほんとうに特別な存在だと思う。
2次会に行ったお店。
このお店は、私たちの祝う会の
3次会で使って以来。
これまた久しぶりなのでありました。
日曜日(21日)は、
岡山市民のつどいに1日参加。
午前中は分科会。相方の強い希望で、
「いのちをみつめることからはじめよう」の第1分科会に参加。
26歳でみずからもガンを患った朝日新聞記者の
上野創さんがゲストでした。
私より3つ年上の
上野さんでありました。
とても誠実な人柄が
お話から感じられました。
分科会では、
中学校の養護教諭で、乳がんとたたかいながら、
子どもたちに「いのちの授業」をおこなった
山田泉さんとパリのチェロ奏者との交流を
描いたドキュメンタリー映画「ご縁玉」を上映。
私は、上野さんのお話のなかで、
山田泉さんの言葉として紹介されていたものが、
とても印象に残りました。
「生きているとは、借りをつくること。
生きてゆくとは、借りを返していくこと」
そうなんですよね。
人は、けっして1人では生きていけない。
衣食住など基本的な生活基盤はもちろんのこと、
大勢の人と結びつき、支えられ、生きている。
そして、生きてゆくとは、自分の時間と力を、
人のため、社会のために還元していくことなんだと思います。
いのちを何よりも大事に、ともに生きて行こう。
山田泉さんのメッセージです。
そういう当り前のことを、社会に取り戻していきたいと思います。
さて、午後の記念講演は、朝日新聞記者の伊藤千尋さん。
この人の著書はとっても元気になるので、大好きです。
テーマは、「活憲の時代~世界から見た日本国憲法」。
やっぱりこの人の話は、
「熱かった」です。
内容的には本に書いてある
ことが中心でしたが
いろんな枝葉の話も多く、
とてもおもしろく
聞くことができました。
あと、伊藤さんの口ぐせというか、
おもしろかったのは、非常に「ため口」口調ということ。
「~じゃないっすか」とか、
「へ~っと思ったんすよ」とか、
たいへんフレンドリーな感じ(笑)
もちろん話の内容も、明快で、
安保とか米軍基地とかの話では、朝日の社説とは
明らかに違う立場で、ずばずばと。すっきりしました(笑)。
たしか今年朝日新聞を定年退職されると聞きましたが、
これからはもっと自由に伊藤さんらしい活動をされることを
期待しています。講演会ももっとできるのでは。
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