10回目の授業。なんか、教室の冷房が壊れていて、
ムシムシするなかでの、全員出席でした。みんな、えらいね。
読書日記では、張本さんの人生を語ってみました。
続いて、先々週に出た質問にそれぞれお答え。
「テストについて」「脳死について」「共感について」「変化について」
「医療者の言葉」「どんな看護師に」「今と昔を比べて」「自分を好きになるには」
なかなか難しいテーマも。
一般的な答えしかできなかったような気もしますが。
そして、この日の中身は、先週の第2次世界大戦の
ビデオ上映をうけて、憲法のお話。
1868年の明治維新から、今年2010年まで、142年たつ。
1868年~1945年までが77年間。
1945年~2010年までが65年間。
この2つの期間をわけてみると、非常にわかりやすい。
前半の77年間は、日本は「戦争をする国」でした。
大きい戦争だけでも、日清戦争、日露戦争、満州事変、
日中戦争、太平洋戦争。全部、日本の外で行った戦争。
つまり侵略戦争でした。
後半は、「戦争をしない国」としての65年間。
ただし、アメリカの戦争にはだいぶん協力をしていますので、
純粋に胸をはれないのですが。
その「戦争をする国」から、「戦争をしない国」への転換を
決定づけたのが、「日本国憲法」の誕生。
・・・というような導入部の話から、
憲法の3つの自己紹介。
基本的人権が憲法の目的。
国会議員は何する人?
基本的人権とは何か。そこにこめられた思い。
基本的人権と平和的生存権の関係。
などなど、語ってみました。
でも、やっぱり憲法の言葉に慣れていない学生さんには、
なかなか壁が厚かったようであります。
まあ、これからまだまだ学ぶ機会もあるでしょう。
来週は、医療従事者と戦争、ということで、
初めて話すテーマに挑戦します。がんばろー。
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