13名の参加。若干さみしかったかなー。残念。
でも、講義はとても充実したものになりました☆
おっとその前に、きのうの講義前のワンポイント講座は、
今世紀最大級正統派暴走アイドルが登場し、
なんと恩師の前で自分史を披露したのでありました。
内容も、さすが今世紀最大級の面白さでした。
でも、あとの講義で、「この子はあの学校ではまだまだふつう」という
岩佐先生の発言がとび出し、みな驚くわけですが・・・(笑)
講師の岩佐仁志先生(体育の先生)。
現在、岡山県高等学校教職員組合の
委員長(専従)をされています。
テーマは、「教師としてあゆみと、大事にしてきたこと」。
学校の先生らしい、「授業」という雰囲気の語り口でした。
ため池であわや水死しそうになった小学校の出来事、
先輩のベトナム戦争への発言をスゴイナーと感じた中学校の出来事、
小学校の先生をめざすも挫折し、体育大学へすすんだ高校生時代。
沖縄出身の友人たちとの出会い、小林多喜二から受けた激震、
民主連合政府を夢見た大学生時代。
最初に赴任した児島第一高校で、校内暴力と向き合いながら、
先輩教師たちとともにクラスづくりにはげみ、「教師へと育った」こと。
教職員組合との出会い。しんどかった6年間。
進学校へ転勤。陸上部の顧問として、生徒を何人も全国大会に
送ったこと。みんなが「学びたくなる」環境づくり。
そして、第2の人生としての高教組専従への道。
教職員組合の独自の課題の追求。
専従2年目に脳梗塞で入院。働き方を見直すことにも。
さいごに、「墓場まで持っていく話」として、
ご自身の経験を涙をこらえながら、お話をしてくださいました。
節目節目の選択で、何を大事にしてきたのか。
若い人たちへの期待。
とても興味深いお話の連続で、参加者にもたいへん好評でした。
岩佐先生、ありがとうございました!
以下、参加者の感想です(一部)。
「今ある権利は先輩の方々がたたかい、勝ちとったと言われたときに、
今あるすべてのことは(あたり前のこと)、元からあったのではなく、
人が歴史をつむいだんだ、と感じとり、よく聞く『たたかいの歴史』の
真の意味が理解できました」
「沖縄に対する思い、組合に対する思いなど、先生の考えと一致
するところがあったので、ぜひ高教組へお邪魔してもっとお話を
したいです(てか、ぜひ飲みに行きましょう)。最後のメッセージも」
心に残りました
「とてもパワフルでたのしい話を聞くことができた。学校の先生が
どんなことを考えてクラスを指導しているのか、生徒に対して
どんな思いがあるのかが、少しわかって、貴重な体験でした☆
ありがとう先生!!」
「仕事に対する姿勢が素適だなと思いました。『しんどい』も『楽しい』
も、ざっくばらんに語ってくださり、先生の人柄がよくわかりました。
若い人へのメッセージたくさんつまっていたと思います。決心した
ことは、後悔しないようにやっていきたいな、と。言うべきことは言う、
やるべきことはやる、そんな大人になりたいです。頑張ります」
「あのころウザいと思っていた先生達・・・今話してみるといろんな面を
知れて好きになれるのかもなぁと思える話でした。岩佐先生に『大変
だけど高教組専従やってて良かった!』と思ってもらえるように、
私も高教組の活動に興味をもって(今まで全然なかったです)協力
できたら良いなぁと思いました」
なごみから参加の3名ふくめ、12名の参加で、久しぶりに「かんちゃん」で。
「初恋」話で盛りあがりました(若い!)
ちなみに私は、「ぜんぜん覚えてない」と本当のことを
いったんですが、ひんしゅくものでした(笑)。
私、小さい頃の記憶、ほとんどないんですよ、なぜか。
みんな、よく覚えてるな~と、ひとり感心の夜でした。
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