旧Ⅱ長久啓太の「勉客商売」

青年、行け！ by寅さん

 
『人生に、寅さんを－「男はつらいよ」名言集』という、
相方お気に入りの本がありまして（キネマ旬報社）、
久しぶりに相方が読みたいというので
本置き場となっている離れからひっぱりだしてきたんですが、
この「青年、行け！」というフレーズに、みょうに共感しました。
（このフレーズは第４３作の中のひと言だそうです）

寅さんシリーズも後半になると、寅さんは、
出会った青年たちの背中をドンと押してやる役割が
多くなってきますよね。

でも、押し付けがましくなく、青年を心から愛し、
その青春を応援する。
それが、この「青年、行け！」に凝縮されているような気がします。

あと、やっぱり、あの「労働者諸君！」のひと言。
最高です。これはもう哲学的な言葉ですね。

そして、寅さんのような旅をしたい、というのが、
私が旅好きになる原点ですからね。


いいな、いいな、やっぱり寅さん。

あと70年のおつきあい

きょう（２日）の午前中は、水島協同病院での半日ドッグ。
血液とって、エコーとって、心電図とって、レントゲンとって。
私の体の科学的審査が行われた。

９時から始まって、１１時半にて終了。
以前の経験から、待ち時間が長いことを予想していたので、
つねに本を持ち歩いて、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
おかげで、健診中にエッセイ文庫本を１冊丸々読み終わりました☆
みなさん、本はどこでも、いつでも読めるんです（笑）。

あと、私が初めてソワニエに授業にいった時（2005年）に
学生だったTさんと、たまたま出くわす。いまはこの病院の看護師２年目。
時がたつのは早いもんだ。

さて、いまの健診は、恐ろしいことにすぐに血液検査の
結果がでるので、最後に、医師と管理栄養士の方から、
ありがたいご指導がある。
まあ、予想どおり、「お酒をひかえよ」「肝臓をいたわれ」という
ご指導でありました（汗）。

夏なんだよな～、いま。
「はい、そうします」と言いつつ、内心、「無理ですな」という
悪魔のささやきが、私のどこからか、聞こえてくるのであります（笑）。


でも、「ちょっと心がけないといけない」と、反省の機会ともなるわけで。
健診に行くのは良いことです。

私の人生の終着地点と目指しているのは、２０８０年。
あと７０年。
いま３５歳だから、ちょうど人生の手持ち時間の3分の1を使ったわけ。

あとの７０年の手持ち時間を、ある程度自分の思うように使うためには、
やはり「自分の命」を日々湧かしてくれる「自分のからだ」が必要なわけで。
いたわってあげないとね。自分のからだ。

あと７０年、どうぞよろしく、おつきあいくださいな