きのう(15日)の夜は、岡山市学童保育指導員労組の
連続学習会の2回目でした。
会場は岡山市内のとある学童クラブ。
けん玉とか、こまを見ると、血がさわぎます。
私も、学童保育でさんざんこうした遊びをしましたからね。
ちょっと時間より早く着いたので、
クラブ内の本棚を物色。
ほほう!こんな絵本が! を2冊発見。
しめしめ。
さらに、ナイチンゲールの伝記を発見。
彼女の伝記は、ほんとうに数限りなくありますが、
ちゃんと彼女の生き方の本質を伝える伝記は少ないのです。
さっそく中身をパラパラとチェック。
はい、ナイチンゲールは、たいへんな勉強家でありました。
看護師としてはもちろん、哲学者・統計学者・病院建築家などの顔も。
ほんとうですよ。しかも全部一流でした。
「フロー」とは、ナイチンゲールのことです。
ちなみに、マルクスの妻のイェンニーは、彼女のファンだったみたいです。
マルクス・エンゲルス全集にも、
ちょっとだけ、ナイチンゲールのことが出てくる箇所があります。
同時代ですからね。しかもイギリス。エンゲルスとは同い年でした。
彼女の代表作『看護覚え書』(私は看護界における資本論と言っている)は、
『イギリスにおける労働者階級の状態』と
ひじょうに共通点があります。おもしろいですよ~。
はい、学習会です。
テーマは、「人間の豊かさを考える-社会・文化」ということでした。
社会とは何か。どういうふうな仕組みを持っているか。
変化する、法則がある。
人間は社会的存在。
どんな集団のなかで生きているかが決めて。
文化とは。人を耕す。
人間は文化が決定的な役割を果たす唯一の生き物。
文化的な生活を営むには、「ゆとり」が必要。
その「ゆとり」をめぐって、資本主義的な対決。
人間は、環境を変えることができる。
ひとりでは変えられない。
「あきらめない力」は、「集まりの場」から生まれる。
労働組合は、人間が生き生きする場。
という感じの話でした。1時間ちょっと。
感想文を書いている風景。参加者は13人でした。
寒いなか、よくぞ参加していただきました。
ほんとうに、厳しい労働条件のなかでも、
こうやって集まって、前向きに活動している姿に、励まされます。
そんな貴重な時間での学び。
もっともっと役に立つ自分でありたい、と思います。
新春学習会や『学習の友』の宣伝も。
マルクスや資本論の話題でなぜか盛り上がる。
日航の問題も話題に。
それにしても、いつも勉強熱心なみなさんです。
ありがとうございます☆
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