きょう(5日)は、ここ1か月ほど、
ほとんど休みらしい休みがなかったので、
午前中、映画を観にいくことに…。
で、観たのが「ヒア アフター」。
クリント・イーストウッド監督。マット・デイモン主演。
もうこれは、観るしかないでしょ。
イーストウッドは、いま私が1番好きな映画監督です。
最近イーストウッド監督が撮った、
『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』『チェンジリング』
『グラン・トリノ』『インビクタス/負けざるものたち』
は、全部映画館で観ています。
今回も、わくわく胸をふくらませて行ったんですが、
期待にそむかない、じーんとくる映画でした。
音楽と字が流れるだけのエンディングで、
内容を思い出しながら、じわ~と涙が。
イーストウッドは、ほんとうに人間が好きで、
それぞれの人生を愛おしいんでいる。
それが今回も伝わってくる映画でした。
死後の世界がちらほらと出てきたり(一瞬ですが)、
マット・デイモンがもっている霊能力だったり、
もちろん私が「信じるか」「信じないか」と問われれば、
信じないんですけど、
それがこの映画を味わう障害にはまったくなりませんでしたし、
そんなことに目くじら立てる必要はまったくないわけで。
それよりも、
「悲しみや痛みでつながっていく人のあたたかさ」
「それぞれの痛みを背負いながら、歩んでいく人生の尊さ」
を感じることができました。
パンフレットも買ったんですが、
イーストウッドの言葉は
いちいち納得というか、含蓄が深いというか。
これからも、どんどん撮ってほしい。
彼自身も、100歳まで撮りつづけると
言ってますしね。まだ80歳。楽しみです。
パンフレットのインタビューで、最後に聞かれた質問に
たいしての彼の答えがまたすばらしい。
********************
―あなたは長いキャリアを持っていますが、この
映画からも何か学びましたか?
私は映画を作るたびに何かを学んでいるよ。
毎回違う俳優と組み、違うテーマを扱っている
わけだから。そこが映画作りの面白いところだ。
この映画の前に津波や地下鉄の爆破などを
描いたことはなかったしね。やっていないことは
たくさんあり、それを毎回経験していくわけだ。
そして多くのことを学ぶ。だが、生きていれば
いずれにせよ、毎日何かを学ぶんじゃないかな。
新しい出会いがあれば、人間について新しい
ことを学ぶし、初めての場所へ行き、初めての
通りを歩けば、そこでも何かを学ぶ。だから生き
続けていけるし、頭と心を若くしていけるんだ。
********************
私も、こういう人生を、
いつまでも歩みたいものです。
イーストウッド監督から、
これからも目が離せません
医療労働者さんありがとうございます。
本当にいい年の取り方ですよね☆
みずみずしさをいつまでも失わないでいたいものです。
みきさんありがとうございます。
まあ、ぼちぼち働いていますので、大丈夫です。
これからもドンドンいろんなことを紹介したいと思います!
投稿情報: 長久 | 2011年3 月 6日 (日) 15:51
長久さん、休みなく働かれとんですねぇ(゜o゜)お疲れ様です☆
わたしも毎日何かを学ぶ、ってしっかり心に刻んで毎日をすごしたいです(^o^)/
長久さんの文章はわかりやすいので、紹介してる映画や本に触れてみたいなーと思い興味がわきます(o^∀^o)
投稿情報: みき | 2011年3 月 5日 (土) 19:56
クリント・イーストウッド、ぼくも好きな監督です。
「ダーティー・ハリー」とかやってた頃から役者として好きではあったんですが、この人、本当にいい年の取り方をしているなあと思います。
「ヒア アフター」見に行きたいと思います。
投稿情報: 医療労働者 | 2011年3 月 5日 (土) 18:33