『マルクス「資本論」とアリストテレス、ヘーゲル』
(工藤晃、新日本出版社、2011年)を読み終える。
労働学校で「哲学ものがたり教室」を
やっているので、スルーするわけにも
いかず、火曜日に本が届いたので
いそいで読みました。
かなりのざっくり読みだったのですが、
アリストテレスはすごい、
ヘーゲルはアリストテレスを最高級に評価していた、
マルクスは、この2人の研究方法(論理学など)を学び、
それを駆使して資本論の論理展開をしていた。
まあ、そんな感じです。
ものすごく目新しい!!! という中身ではないのかなと
思いましたが、さすが工藤さん、緻密なお仕事ぶりです。
そして、アリストテレスのすごさに驚嘆しておられます。
アリストテレスが、
月食の原因を「月に自分が立ったとして」考えるというのは、
たしかに、当時のことを考えれば、ものすごいことだなと。
なんだろね、この力は。
アリストテレスもヘーゲルも、
もっと勉強したいし、学べばすごく力にもなるんだろうけど、
うーん、自分だけの独習では限界が。
だって、ものすごく難しいんですよ、この2人の著書は。
コメント
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