最近読み終えた本。
『ディドロ―百科全書にかけた生涯』(小場瀬卓三、新日本出版社、1972年)
フランスの代表的な啓蒙思想家。
百科全書の編集の中心をにない、
みずからも多数の項目を執筆。
さまざまな弾圧や仲間の裏切りにも
負けず、ついにその大きな仕事をやりとげた人。
フランス革命を準備した知的共同戦線。
たぶん、自分が学習運動を仕事にしているから、
すごく共感し、関心をもつのだと思う。
ディドロのこと、もっと知りたい。
『ラモーの甥』(ディドロ、岩波文庫、1964年)
ということで、ディドロの代表作。
「私」と「彼」の対話式小説。
なんか、難しいんだけど、
18世紀のフランスの社会状況を
もっと勉強して、もう1度読もうと思う、
そんな小説でした。
『伝記 ガリレオ・ガリレイ』
(マイケル・ホワイト、日暮雅通訳、偕成社、1994年))
真理を探究し続けた、偉大な科学者。
中学生ぐらい向けの伝記。
若干物足りなかったかも。
今度は、
ガリレオの著書そのものを読もう。
『二つの憲法―大日本帝国憲法と日本国憲法』
(井上ひさし、岩波ブックレット812、2011年)
井上さんらしいねえ、
と思いながら読みました。
憲法学習って、ちょっと下火になっているように
思うけど、日本社会の変革においては必須テーマ。
憲法の学習運動はこれからです!
1999年に書かれたものの再録です。
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