ソワニエ読書日記10冊目。
『「葬儀」という仕事』(小林和登、平凡社新書、2009年)
【読んでのつぶやきメモ】
◇もくじ
*序章「おくりびとの1日」/第1章「職業としての葬儀」/
第2章「やっぱり葬儀社はやめられない」/第3章「葬儀を
めぐる『ひと・もの・かね』」/第4章「まっとうな葬儀をやり
たい」/第5章「葬儀で損をしないために」
◇葬儀とは?
◇日本の葬儀の平均費用は
*1990年代後半は300万円をこえていた
*2007年の調査では全国平均231万円(日本消費者協会調査)
*葬儀に関する苦情の相談が増えているそう。多くは、葬儀費用に
関するもの。
◇葬儀社の仕事のことが、けっこうよくわかります。
*どれだけもうかるのか。その仕組み。警察関連の遺体処置の
生々しさ・・・。
*遺族の動揺につけこむ悪質な葬儀業者もたくさんある。
◇どんな葬儀をしたいのか、あらかじめ相談しておくと良い、と書い
てあった。
*葬儀をどこでやるか、人数はどのくらいか、予算も心積もりは・・・
*必ず複数の葬儀社から見積もりをとること。打ち合わせは複数
以上で。納得するまで質問する。いつでも断ることができるとい
う強い気持ちで。できれば生前予約をするといい。など。
◇とても率直に葬儀業界のことについて書かれていて、共感がもてます。
◇看護師としても、 葬儀の仕組みや役割について知っておけば、
患者さんや家族の援助をすることができるのではないでしょうか。
コメント
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