2011島めぐりひとり旅－3日目

7月31日。　午前中はゆっくり始動。

ホテルを9時半ごろチェックアウトして、てくてく徳山の町を北へ歩く。
20分後、周南市美術博物館へ到着。思ったより遠かった。

 

 

 
「みんなともだち
　リサとガスパール、ペネロペ　絵本原画展」

じつはこの日はまったく何も予定がなかったのでどうしようかと
思っていたのですが、前日訪れた大津島の回天記念館のなかに、
この原画展のチラシを発見し、「おお！これだよこれ」と、即決。

 
しかし、展示会場に入る前に、喫茶店で早くも休憩。ちょっと歩き疲れ。
午前中からケーキセットを注文！　まったり読書（角田光代）。

この原画展は、家族連れが多くて、
「ひとりで」「男だけで」は、明らかに私だけでした。
でも、そんなことはまったく気にならないのであります。

展示されている絵をみて、とってもほんわかした気分になりました。
感性を豊かにしますね、こういうのは。良かった良かった。

美術博物館をあとにし、移動。
次の目的地は、これまた前日に「あ！ここ！」と決めた、
柳井のまち。

 
山陽本線で、徳山駅から柳井駅に。
駅前で昼食をとって、柳井にあるという白壁のまちをウロウロ。

 
倉敷よりも、落ち着いた雰囲気（人が少ないのもあるけど）。
醤油屋さんを見学したり、お寺を見学したり、まちの資料館を見たり。
２時間ほどの滞在だったでしょうか。

  
 
　そして！

　ついに今回の旅の
　メイン目的地である祝島へ！

　柳井港から、
　15時45分発のフェリーに
　のりこみました☆

　いざ！








 
フェリーにゆられること1時間少々・・・　祝島が見えました！

 
上陸・・・。どきどき。　
夏休みとあって、家族連れで祝島に帰省という人もいたようです。
あと釣りめあての人とか。

 
集落をふりかえってながめる。

 
この日1泊だけお世話になった、みさき旅館のお部屋。
広くてゆったり☆　1人で申し訳ありません。
でもこの日泊まっていたのは私だけだったようであります。

宿に荷物を終えて、食事時間まで間がだいぶあったので、
「ちょっと散歩に行ってきまっす」と、出かけました。
まずは島のようすを歩いてたしかめようと。

 
祝島の集落の道の特徴は、まず狭い、ということ。
そしてかなり入り組んでいて、迷路のようです。
また、坂道もけっこう多い。

しかし、「歩くのがとても楽しい！」と感じた島の第1印象でした。

 

 
あ、さっそく猫発見。
この島は「猫が多い」と事前に知っていたので、
この猫たちに会うのが大きな目的のひとつだったのです。

 
こっちにも。

 
わー、猫がいっぱいだ～。島上陸30分で早くも目的達成です。
けっきょく島滞在中に、20数匹の猫と出会ったと思います。
まんぞくう～。

 
高台から向こうを眺めてみる。
集落の、海を隔てて、ま向かい４キロの先にあるところが、
上関原発の建設予定地。
行って実感しましたけど、肉眼だとすごく近いです。目と鼻の先。

わたし、みて直感的に思いましたが、
中国電力はまずつくる場所を失敗したなと。
だって、祝島の人には、毎日目の前に「見える」んですよ、建設予定地が。
今ははっきり山が削られているのもわかります。

「あそこに原発が立つ」ということを、
毎日毎日意識せずにはいられない、ということ。
これは原発建設反対のエネルギーに転化していると思いました。


まあ、原発のことはこれからもふれる機会がありますので、
今回はこのぐらいで。


 
うみどり。

 
石を投げて遊ぶ子どもたち。

 
集落内を歩くのが、ほんとうに楽しい。滞在中、かなり歩きました。

 
４０分ほど歩いて、宿に帰ってきました。
部屋から外を眺めると、猫がごろっとしていました。

18時30分から食事となり、
島でとれたのであろう海産物がたくさんのメニューでした。
おいしかったなあ。


この日の夜は、なにしてたっけな・・・。忘れました。
ちびりちびりとお酒をたしなみながら、本を読んでいたような…。



どとうの4日目へつづく！

Comments

[投稿情報: 長久]

わたし、一人旅推進同盟・岡山県支部会長です（自称）。
いこうぜ！

[投稿情報: 専従系リハ職]

怒涛ってますねー♪
いやー、楽しそー！！
ブログみて癒されるとともに、一人旅がしたくなりましたww