さきほどまで、県労会議の最賃体験スタート集会に
参加してきました。30人ぐらいの参加かな?
全労連の最賃問題の第一人者、
伊藤圭一さんが講義をされました。
よくわかった。
(初めての人には若干言葉の壁があったと思いますが)
昨年は、こともあろうに大震災を口実に、
「最賃引き上げは慎重に審議を」ということで
あまりに低い水準の中央最低賃金審議会の答申がでて、
全国的にも最賃の引き上げが抑えられましたが、
今年こそ、大幅引き上げをしていかなくてはいけません。
神奈川では、最賃の水準を問う
裁判闘争も行われています。
最賃をめぐる情勢、具体的なたたかい方までふくめて、
たいへんリアルなお話がきけて、勉強になりました。
スタート集会のようす。
岡山の最低賃金は685円。
その時給で1日8時間、22日就労したとして、
12万560円。
この12万ちょいのところから、
家賃、水光熱費、社会保険料・税金、携帯代
などなど必要経費をひいた額が、
「使えるお金」となります。
人によって違うと思いますが、せいぜい5万~3万円ほどでしょう。
そこから、食費、消費物資などなど、生活していかなくてはいけません。
健康で文化的な生活はできません。
国の方針では、早急に800円に引き上げる、
いずれ1,000円。この方針はまだ死んでないようです。
岡山も、800円になれば、だいぶん前進です。
先日も、わが早島町内に新装開店オープンした
スーパーのアルバイト募集の時給を見ましたが、
どの時間帯も、ほとんどが700円代でした。
最低賃金が低いことによって、
非正規労働者の生活が苦しくなる、
それが正規労働者の働き方をも圧迫している、
という構図の全体をとらえることが大事ですね。
底上げ!!
これがほんとうに大事です。
私はチャレンジャー登録はしないのですが、
最賃体験、来年はしてみようかな。
まずは、今年の大幅引き上げ! ですが。
中央最低賃金審議会は7月末に答申を出す予定で、
地方はそれを受けて10月頃に最賃を決定します。
みなさん、ぜひ関心をもってください。
声をあげていきましょう!
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。