おととい(26日)の夜は、
岡山市足守のもみの木保育園の
月イチ職員学習会へ。
園庭には、手づくりプールがはやくも登場していた。
さて、この月イチ学習会も、とうとう3年目に突入です。
1年目は、「ものの見方・考え方」、
2年目は、「社会発展史」、
そして、3年目の今年は、「憲法」をテーマに、1年間学んでいきます。
私自身、こんなにじっくりと憲法を話す機会は
おそらく初めて。またいろんな発見や感動があるかも。
楽しみです。
で、この日は、
「日本国憲法誕生以前-明治憲法下の国民は」
というテーマで、
大日本帝国憲法(明治憲法)について、
条文を解説しながら、
当時の国家のあり方、国民の状態について、
話をしていきました。
*近代国家の体裁をととのえるために
*外見的立憲主義
・弱い立憲主義
・天皇主権
・弱い議会
・統帥権の独立
・弱い司法権
*弱い国民の権利・自由
・基本的人権ではなかった
・法律でいくらでも制限できる「臣民の権利」
・国民の「たたかいの力」を抑える役割
・1925年に制定された治安維持法
*明治維新以後の日本の「海外出兵」
*なぜ戦争ばかりしていたのか
*侵略戦争の歴史をせおって誕生した日本国憲法
という感じの内容でした。
次回は、日本の侵略戦争について詳しく学んでいきます。
日本国憲法の条文の学びはもうちょっと先です。
学習会のふうけい。
みなさん、大日本帝国憲法の条文そのものに
ふれる機会が(あたりまえですが)ほとんどなく、
いまの日本国憲法と対比して、新鮮だったようです。
それにしても、
3年も続けるって、ほんとうにすごいですね。
学習会のいちばんの難しく、でも大事なところは、
「継続する」というところです。
継続すれば、かならず変化が生まれます。
この日、もみの木保育園での「変化」を、
学習会後に、Y川さんからこっそり教えてもらいました。
いや、ほんとに感動でしたね。
学習会に通い続けてきて、よかったなあと。
続ける。
ねばりづよく。
今いちばん
求められていることかなと思います。
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