きのう各方面に発信した、メールニュース6号です
もう、毎週出していきますよ。
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こんにちは。
最近読んだ本のなかに、宮澤賢治の言葉で、
「われわれはどんな方法でわれわれに必要な科学を
われわれのものにできるか」
というものがあることを知りました。
もちろん、時代背景や問題意識も違うなかでの言葉
ですが、学習運動も、私たちに必要な科学(学習)を、
どのように私たち(とくに労働者)全体のものに
するのかが、問われているのだと思います。
この全国集会が、そのことを考えるひとつの場に
なればと思っています。
取り組みをさらに力強くすすめていきます。
このメールニュースは、いつもお世話になっている
団体・組織のみなさまや、ご縁のあった方々に
送らせていただきます。
「配信不要」希望の方は、遠慮なくご連絡ください。
現地実行委員会事務局 長久啓太(岡山県学習協)
2012年8月27日
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みんなでつくろう、でっかい感動。
★2012 全国学習交流集会in倉敷 メールニュースNo.6
【目次】
①県内外の取り組み状況
②夜の交流会の内容が決定(チラシ添付)☆
③期待のメッセージ
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①県内外の取り組み状況
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★地元倉敷でプレ交流会を21日に開催
集会の地元である倉敷地域では、集会へ
向けた取り組みを広げるために、8月21日
に「プレ交流会」をひらき、倉敷市職労、
倉敷医療生協労組、民青などから、13名が
参加しました。
最初に、現地実行委員会の長久事務局長か
ら、集会の目的と魅力、県内外の取り組みの
紹介を行い、それを受けて、参加者1人ひと
りが、自己紹介や集会への期待を語りあいま
した。その声をいくつか紹介します。
「いちばん期待しているのは尾崎講演。わか
りやすく生きざまを語られる、若い人にも共感
してもらえる中身。たくさん参加してほしい」
「労組のパート部役員には、すでにチラシを
くばっている。尾崎さんの話を聞いてほしい」
「司書部会で『学習の友』を活用している。
その流れで、この集会にも。すでに部会の
ニュースでは紹介している」
「職場はたいへんな状況。働くものとしての
学習をもっと力を入れてやっていきたい。
組合役員も、どんどん入れ替わって、定着
しない。新旧役員に声をかけて、参加して
もらいたい」
「女性部の役員会ではすでに集会の紹介は
していて、尾崎さんの話を聞きたいという
声もちらほら」
「倉敷で100人の目標。がんばって宣伝しな
くちゃ。内容は充実で、2日目なんかは迷う。
たくさん集まれば、それだけで元気がでる。
美観地区も魅力的なところだし、県外の職場
つながりの人にも声をかけようと思う」
「苦しんでいる人たちと一緒に学びたい。若い
人に、学習するなかで変われるという実感を
もってもらいたいし、そのきっかけとしたい」
「若い仲間にチラシを渡した ら、すごく反応がよく
て、もっていた20枚がすぐになくなった。労組の
仲間にひろげたい、ま わりの人にひろげたいと。
その反応に、 こちらが元気になった。日常的に
関わっている人だけじゃなく、広がっていく感じ。
ビラをもっとください」
★県外でも取り組みすすむ
福島では、学習協の小川事務局長と、郡山
医療生協労組、JMIUの青年が参加が決まって
います。この間、新しい組合が増えていることや、
労働相談をつうじて1人でも入れる組合に加入
する人が増えていることから、9月5日には、
福島市内で「がんばろう! 働くものの学習会」を
開催予定。これをベースに「福島市労働学校」を
開催しながら、そこからさらに1人の参加確保を
めざしています。
鹿児島では、学習協の北山事務局長と、鹿児
島医療生協労組から2人の、3人の参加が確定
しています。あと2人は鹿児島からの参加者を
増やそうと取り組みをすすめています。
お隣の兵庫では、先日の学習協事務局会議で、
医労連、建交労、西播ユニオンなどが複数参加
の方向で取り組もうということに。また、神戸地域
ユニオン、尼崎地域ユニオン、民青などにも働き
かけています。学習協として10万程度の予算を
計上し、お金のないところに助成もしようと位置
づけています。
東京では現在8名、愛知でも11名と、参加が
確定してきています。長野は、9月1日に学習協
の常任理事会で、「目標10名」に向けた最後の
意思統一を行う予定です。
大阪では、倉敷集会に向けた「結団式」と交流
会が近く行われる予定です。
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②夜の交流会の内容が決定(チラシ添付)☆
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倉敷集会では、1日目・2日目とも、夜に
大交流会を企画しています。時間は、18:00~
19:30です。地域、産業職種をこえて、バラエ
ティーに富んだ参加者があつまれば、きっと、
たくさんの出会いとつながりが生まれるはず
です。
なお、この交流会では、飲食は行いません。
交流会後、各自でとっていただくことになり
ます。
参加費は無料です。
★1日目(10/6)出会う・つながる交流会
18:00~18:05 あいさつ
18:05~18:15 偏愛自己紹介交流の説明・マップ記入
18:15~19:10 偏愛自己紹介交流
初めての人とも話がはずむ!
こんな人に会っちゃった!
19:10~19:25 地域別参加者紹介☆
19:25~19:30 明日の交流会のお知らせ
★2日目(10/7)深まる交流会
18:00~18:05 あいさつ
18:05~18:30 県別活動紹介☆
18:30~19:20 深まるぜぇトーク
いくつかのテーマから
「これは」というものを
選んでグループトーク!
19:20~19:30 記念集合写真の撮影
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③期待のメッセージ
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9月はじめに、岡山県学習協の会報で倉敷
集会の特集号をつくる予定にしています。
そこでは、倉敷集会への期待のメッセージを
たくさんの方に寄せていただこうと、呼びかけを
しました。さっそく、3人の方からメッセージを
いただきましたので、ご紹介します。
★青木篤司(建交労愛知)
私は今、建交労で専従書記をしていますが、
そもそも何で労働組合で専従になろうと思った
かといいますと、以前地元の市役所で臨時職員
をしていた時にその市役所の自治労連傘下の
労組でオルグをされ、そこで「全国の非正規
公務員と交流しながら実態を勉強しないか?」
と、組合から自治労連の全国学習会に何度か
参加させていただきました。
全国からの参加者が全労連から来た講師の
方の話を聞いたり、討論したり、実態を語った
りしたのを受けたことで、今まで自分だけが
非正規公務員で理 不尽な思いをしていると思
い込んでいた自分を、広い視野で見ることが
できた良い機会でした。
学習することは、今まで狭い視野でしか考
えられない自分を打開し、官製ワーキングプア
などと呼ばれる仲間たちの労働条件の向上へ
運動をするツールとして、やはり必要なことで
す。そのためにも、ぜひ1人でも多くの仲間が
学習・交流して、さまざまな労働運動が前進
することを願って、倉敷の学習交流会に参加
させていただきます。
★吉儀和平(島根県学習協事務局長)
いよいよ全国学習交流集会イン岡山の開会が
迫ってきました。この集会の伝統は、参加者に
青年が多く、みんなが元気になれる、というも
のです。特に近県の私たちは、こぞって参加し
ようと20名の目標でお誘いをしています。先日は
しまね労連の幹事会で訴えをしましたし、これ
から始まる労働学校でも呼びかけをします。学
習協の理事は全員参加ですよ、と号令も掛けま
した。
学ぶことに特化した集会は、他にはありません。
「学ぶことの楽しさ」を学んで、生きる活力を
培いましょう。そして、私の好きな倉敷美観地区
で、大原美術館の絵と倉敷民藝館の器を眺め、
エル・グレコでコーヒーを味わいましょう。伯備
線の特急やくも号と米子道を使って、倉敷に押し
寄せます。
★二見伸吾(広島労学協講師)
昨年の3.11以降、日本の情勢は大きく変
わりました。今まで運動にまったく縁のなかった
人たちが、デモや集会に参加し、自らの持つ力に
気づきつつあります。 この民衆の力を抑えこも
うと政府や財界は必死になっています。
「仲間のチカラ」と「学習のチカラ」が一つに
なったとき、歴史は動いてきました。フランス革
命ではルソーの『社会契約論』『人間不平等起源
論』が読まれ、アメリカ革命(アメリカ独立)では、
トマス・ペインの『コモン・センス』が広く読まれ、
人びとの団結のチカラを引きだしました。
昨年、広島で開かれた「全国母親大会」や今年
の「原水禁世界大会」は、新しい情勢にふさわし
く成功し、国民的な運動の飛躍を準備しています。
10月の「全国学習交流集会in 倉敷」が成功す
れば、さらに歴史を前に進めるチカラは大きくな
ることでしょう。魅力満載のこの集会に一人でも
多くの人が参加することが、歴史を切り開く大き
な力になる。そう期待しています。
メールニュースは以上です。
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