きのう、メールニュースの
5号を発信しました!
以下。
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こんにちは。
まだまだ残暑きびしい日々。
涼やかな秋を待つ心もちも強くなってきています。
倉敷集会まで、あとひと月半。
取り組みも佳境に入ってきました。
県内外の多くのみなさんの期待を、
かならず3日間に結実できるよう、
準備をすすめていきたいと思っています。
このメールニュースは、いつもお世話になっている
団体・組織のみなさまや、ご縁のあった方々に
送らせていただきます。
「配信不要」希望の方は、遠慮なくご連絡ください。
現地実行委員会事務局 長久啓太(岡山県学習協)
2012年8月21日
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みんなでつくろう、でっかい感動。
★2012 全国学習交流集会in倉敷 メールニュースNo.5
【目次】
①関野秀明さん記念講演へのメッセージ
②取り組み状況
③分科会・オプショナル企画の魅力
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①関野秀明さん記念講演へのメッセージ
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★マツダ争議団佐藤さん、山口県学習協石田さんから
集会3日目、10月8日(祝)の、関野秀明さん
(下関市立大学准教授)の講演への期待メッセ
ージを、山口県のおふた方から寄せていただき
ました。
関野秀明さんは、まだ40代前半の経済学者。
そのお話は、わかりやすいと定評があり、山口
県内では、労働組合や諸団体の集会や学習会で
すでに大活躍。全国のみなさんにも、いまの社会・
経済情勢を「科学の目」でとらえ、たしかな確信を
もっていただく講演になることはまちがいありません。
では、以下、メッセージです。
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関野秀明先生の講演をはじめて聴いたのは
「マルクス資本論」についてでした。ふだん『資
本論』など読まない(読んでも理解できない)私
にとっては大変ありがたく、本当にわかりやす
い話でためになりました。その後も、TPP問題、
格差社会問題、消費税など、講演を聴くたびに
「目からウロコ」という気持ちにさせられます。
関野先生と言えば毎回講演で配られるA3の
紙に刷られた資料。これは本当に永久保存版
です。またこの資料が増えると思うと大変楽し
みです。
マツダ争議団 佐藤次徳
関野秀明さんは、山口県学習協の学習会で
毎年お世話になっている新進気鋭の研究者で
す。
ここ数年は「ちょい読みマルクス」と題して現
代のさまざまな課題と結びつけた講演をお願
いしています。昨年『学習の友』でシリーズ「現
代の政治課題と資本論」が掲載されていたの
ですでにお馴染みかもしれません。豊富なデ
ータや事実をもとに論理的に語られるので分
かりやすいと山口県では引っ張りだこです。
分かりやすいだけでなく新たな発見も。
3日目の講演、たくさんお人の参加を期待し
ています。
山口県学習協事務局長 石田高士
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②取り組み状況
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★250人×3日間の参加目標へ-岡山県内
集会を迎え入れる現地岡山では、さまざまな
労働組合・団体に、集会のことが浸透してきて
おり、期待も高まっています。
ある労働組合では、例年秋に行っていた新役
員研修を、この集会に参加することにあてること
を検討しています。
自治労連、医労連、生協労組、高教組、県国公
などの主要単産でも、集会参加への議論がすすん
でいます。
岡山県学習協では、1か月前の最後の押し出し
として、会報で集会特集を組むことを予定してい
ます。
★各地で取り組みすすむ
北海道はすでに3名の参加者が決まっています。
青森も1人の参加者が決まっています。
早い段階で県内実行委員会が立ち上がった神奈
川では、すでに20名の参加をほぼ固め、目標の
40名参加に向けて、取り組みを加速させています。
愛知でも8名の参加が決まっています。
中国地方では、広島が7名の参加を固め、さらに
20名+αの参加を目指し、活動をすすめています。
島根では、県学習協の理事や労働学校の参加者
に参加を呼びかけ、20名の目標で呼びかけを強
めています。
四国4県では、全体の参加目標を100名(日帰
り参加ふくむ)とし、各県で取り組みがすすめられ
ています。愛媛では、愛媛労連の執行委員会で
「目標20名」をあらためて確認。愛媛労連の定期
大会でも倉敷集会への参加を呼びかける予定です。
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③分科会・オプショナル企画の魅力
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あらためて、2日目(10月7日)の分科会と、
オプショナル企画(自由参加)の中身をお伝えします。
★分科会(9:30~12:30)
①安保条約の「なに?なぜ?」
―安保がわかれば日本がみえる!
問題提起者/山田敬男さん(労働者教育協会会長)
基地問題、TPP、原発、日本経済…さまざまな
問題の根底には、日米安保条約という構造と「し
ばり」が。日本社会の変革の課題について考え
ます。
②学びを力にした社会保障運動―朝日訴訟にもふれて
問題提起者/寺内順子さん
(大阪社会保障推進協議会事務局長)
社会保障とは何かを朝日訴訟のたたかいにもふれ
ながら問い直す。学びを力にした社会保障運動に
ついて、実践をふまえた問題提起と交流。
③生き生きと働くためのジェンダー学習
問題提起者/長安めぐみさん
(香川大学男女共同参画推進室副室長)
女性も男性も、みんなが人間らしく働くための、
ジェンダー視点について、学びます。とくに、女
性が働きつづけるための課題について交流します。
④労働組合の次世代育成と学びの場
―職場から、地域から
問題提起者/江口健志さん
(労働者教育協会常任理事)
労働組合の担い手は、どのように育ちあうのか。
そういう場をどのようにつくるのか。学習運動の
果たす役割は。職場や地域の実践を学びながら、
交流。
⑤青年部活動における学習活動の工夫と魅力
全労連青年部協力企画
労働組合の青年部のなかで、学習活動はどのよう
な役割をもっているのか。遊び(レク)と学習の関係
は? 全国の経験をもちよりつつ、悩みや思いを率
直に交流しましす。
⑥人間らしく働きたい
―ディーセントワーク・非正規労働者
問題提起者/中田進さん
(関西勤労者教育協会副会長)
誰もが、生き生きと、人間らしく働きたい。でも
現実は…。働くことをめぐるさまざまな問題を
学びつつ、それを変えていくための展望について
語りあいます。
⑦魅力あふれる労働者のガッコウ
―労働学校運動・経験交流会
コーディネーター/吉田豊さん(愛知学習協会長)
地域で取り組まれている学習運動独自の「労働
学校」。募集の苦労から運営の工夫まで、経験
交流をメインに、労働学校運動の魅力と役割を
学びあいます。
⑧活用すればもっと輝く―『学習の友』交流会
はたらく人の強~い味方、月刊誌『学習の友』。
全国で行われている読者会や、読み合わせ活用、
さまざまな普及の実践や工夫を交流。活用すれ
ば輝く『友』の魅力を再発見。
⑨勤労者通信大学スクーリング
「基礎コース/ものの見方・考え方」
講師/十枝修さん(徳島県学習協会長)
基礎コーステキストの第1部「ものの見方・考
え方」を学びます。激動の社会だからこそ、た
しかな「ものの見方」を身につけ、日常の実践
を豊かにしましょう。
⑩勤労者通信大学スクーリング
「労働組合コース/
労働組合の基礎と安保問題の取り組み」
講師/植田保二さん(関西勤労者教育協会副会長)
労働組合コースの第3部「たたかいの基本方向」
を中心に、労働組合のそもそもと、安保問題を
視覚とした現代日本の労働運動の課題について
学びます。
【オプショナル企画(自由参加)14:30~17:00】
①講座・マルクスがガツンと教えてくれること
―どう生き・どう学ぶのか
講師/石川康宏さん(神戸女学院大学教授)
目の前の社会の変革に激しく挑んだ革命家マル
クス。彼の生き方や築いた理論に学びながら、
現代日本のなかで、私たちがどう生き、学ぶの
か、問いかけます。
②講座・労働組合活動の視点―要求と団結の法則
講師/槇野理啓さん(関西勤労者教育協会副会長)
労働組合運動には、その運動の発展法則があり
ます。こんにちの労働組合活動の課題をふまえ
ながら、あらためてその原点と法則について学ん
でいきます。
③原発問題と運動の教訓-福島の声を出発点に
お話しする人/小川英雄さん(元福島県労連議長)
原発問題を考える出発点は、なにより福島の
人びとの声です。昨年の原発事故以来、運動の
先頭にたってきた小川さんからの現地報告と
交流です。
④『資本論』学習会・経験交流
コーディネーター/吉儀和平さん
(島根県学習協事務局長)
いま、職場や地域でさまざまな形の『資本論』
学習会が活発に行われています。『資本論』学
習の魅力は何か、運営や継続の工夫などを経験
交流。
⑤倉敷美観地区スペシャル観光
古くから、商業や産業の中心地として栄えてき
た倉敷。その中心部は、美観地区と呼ばれ、さ
まざまな風情や歴史的情緒の楽しめる魅力的な
街になっています。ただ観るだけではわからない
倉敷の奥深さを発見。
13:30~17:00(お立ち寄りスペース)
“Book Cafe Manabi”オープン!
本屋さん、学習運動の資料展示などを、
気軽に立ち寄れるカフェ形式で行います。
メールニュースは以上です。
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