岡山ではあまり読者が多くないのではないかと思いますが、
『季論21』という雑誌があります。
季刊ですので、年間4冊(定価1,000円)。
これまで11号まで出ています。
創刊いらい、購読しているのですが、この11号が、
いままでで一番、読み応えのある論文が多かったです。
こんな表紙の雑誌です。
『前衛』『経済』のような
骨太雑誌ですが、
また違った
「味わい」「刺激」があります(笑)。
この号で読んだのは、
「企業社会日本の盛衰と労働の諸問題」(森岡孝二)
「職場からたたかうときにだけ団結は強まり、運動は生きる」(西村直樹)
「『青年ユニオン』という労働運動の意味」(武田敦)
「現代資本主義からの移行をめぐる若干の理論問題」(友寄英隆)
「『マルクスブーム』が生んだもの、生んでいないもの」(紙屋高雪)
「サンデル教授の哲学講義はなぜ人気があるのか」(島崎隆)
「人を捨て、安全を捨てて飛ぶ飛行機-JAL再建に」(井上文夫)
いずれも、現代の諸問題、諸課題と切り結んでの
刺激的な論文ばかりだった。勉強になります。
労教協の山田会長の論文はまだ未読です!
すみません!読みます!
エッセイ「我が窮状」(大原穣子)も読みました。
ジュリー(沢田研二)の生歌、いいな~。そりゃいいよ、絶対。
いずれにしても、
この号だけでも買う価値ありかなと思います。
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