『就活とブラック企業―現代の若者の働きかた事情』を読み終える。
(森岡孝二、岩波ブックレット、2011年)
『女性のひろば』2月号の
「これが就活のリアル」の大学生座談会にも
愕然(がくぜん)としたけど、
このブックレットも、かなりリアルに
大学生の就職活動の状況と問題点、
無法のオンパレードな職場状況を伝えている。
ブラック企業の見わけ方は、具体的に役立つと思うし、
ブラック企業をなくしていくための方策も、
必要なものの見方を提供してくれている。
10月23日には青年大集会2011が予定されているけど、
今年は、青年の雇用問題について、私もいろいろな立場で
アクションをしていきたいと思っているところ。
しっかり勉強していきたいと思う。
10月開校の82期の岡山労働学校は、
雇用と労働の問題を学べる
教室にしようかなーと、うっすらぼんやり考えている。
まだまったく未定ですけど。
東日本の地域では、この大災害と、生活や経済的な混乱。
これによる解雇や首切りも心配される。
労働者のみなさんの不安とともに、
学生さんの就職や、将来にたいする不安も、より深刻だ。
政治の役割が、ほんとうに大事になってきている。
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