『いのちの起源への旅 137億年』(前田利夫、新日本出版社、2011年)
を読み終える。
こういう学びって、大事だなあと、つくづく。
まあ、いつも感動してますけど。
7割ぐらいは知っていた話でしたが、
「そうか!」という発見もたくさん。
叙述の順番が、時間を順々に
さかのぼっていく方法だったので、
すごくわかりやすかった。
じつは、きょうの晩の学習会の話の
ベースにしようと思って読みました。
この本だけじゃだめだろうと、
関連本もチラホラと読みかえしつつ。
そしてやっぱり科学雑誌「Newtom」は役立ちます。
(定期購読している)
今日の学習会に使えそうな最近の特集を読み返しました。
2010年10月号
「無からはじまった 宇宙誕生の1秒間」
いわゆるビックバンですが、
最近は、すごく研究がすすんでいます。
想像がまったくできない世界ですけど。
水素とヘリウムの原子核は3分後にはできたのに、
実際に原子が生まれるのが38万年後…、面白い。
最初の「星」(ファーストスター)ができたのが
2~3億年後というから、それまで宇宙は真っ暗だったわけで。
どんな輝きだったんだろうね…。
2011年1月号 「元素の誕生物語」
私たち人間の体や、地球にある元素は、
46億年よりはるか前に、
どこかの恒星の活動でつくられた。
私たちは、本当に「星の子」なんですよ。
考えただけで不思議な感覚です。
2010年11月号 「生命誕生の謎」
いのちの起源の最大の謎が
残されていて、それがこの
「最初の生命はどのように生まれたのか」
という問題。説がいろいろある。
ほんと、「生命」って、すごすぎるから。
2010年9月号
「創刊350号記念
地球-宇宙に浮かぶ奇跡の惑星」
読みごたえ十分。どれだけ地球が
すごい(まれな)存在であるかがわかる。
豊かな生命をはぐくむことのできた条件とは…!
たしかに、「奇跡」としか表現できないですね。
コメント
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