今日(8日)は、1日、岡山県立図書館で、
会議、会議、会議でした(同じ会場で)。
午前中10時からは、
「原爆症認定訴訟を支援する岡山の会」第3回総会。
あまり活動に参加できていませんが、私も会員なのです。
全国の裁判では現在13連勝中。
岡山では川中優子さんがただ1人の
原告として奮闘されています。
国のとんでもないアホな
認定基準はもう通用しません。
神戸で被爆者医療と、
認定訴訟裁判にも関わっている、
民医連の郷地秀夫医師が講演。
基本的なことはもちろん、
認定をめぐる詳細な問題点が
よくわかり、たいへん勉強になりました。
講師の熱意も伝わってきました。
お昼を食べて、13時半からは、
「NPO朝日訴訟の会」の第4回総会。こちらも会員です。
講演は、佛教大学の金澤誠一教授。
「現代の最低生活費と保護基準」が
テーマでした。ものすごい早口で、
熱いお話をされる方です。
「最低生活」とは何かが、ひじょうに勉強に
なりました。貧困論の歴史も、なるほどと。
アマルティア・センの貧困論については、
もっと勉強してみたいと思います。
朝日茂さんの養子になって裁判と運動を
引き継いだ、朝日健二さんも東京から
参加され、あいさつをされました。
じつは、4年ほど前に、学習協で、若い人と
一緒に実行委員会をつくって、朝日訴訟の
講演会をしたのですが、そのときの講師が、
朝日健二さんでした。
その準備のなかで、東京のご自宅まで
おしかけて、お話をいろいろ聞いたことが
あります。そんなことで、毎年、年賀状のやりとりも
させていただいています。今日もあいさつをし、
握手をしていただきました。
いままで「謙虚な人だな~」という人に数多く出会って
きましたけど、なかでも朝日健二さんは、NO.1です。
ほんとうに人格的に素晴らしい方です。
いま、雇用崩壊・生活崩壊の情勢のなかで、
憲法25条を光り輝かせることが、私たちの大きな責任だと思います。
朝日訴訟から学び、それを語りつぐ責任を改めて感じた総会でした。
最後の会議は、
「岡山県リストラ・生活相談センター 設立総会」。
岡山でも、反貧困のネットワークづくりの第1歩です。
県下の各地域に相談センターを
つくっていくことや、
ネットワーク体制をつくります。
各組織からの生々しい報告は、
ほんとうにとんでもない事態が
進行していることを物語っています。
大企業(とくに三菱)の非正規切りが特に行なわれている
水島では、「ホットスペース25」という、
相談所&シェルター(4人寝泊り可能)の施設があさってから開設されます。
3つの会議の「はしご」でしたが、
どれも熱のこもったもので、まったく眠ることもなく、
集中して参加することができました。
私も、もっとがんばらなくては。
《明日は東京日帰り出張です》
たしかに金澤さんのスピードは超特急でしたね。
それだけ熱い人なのだと思います。
日本の生活保護行政は、ほんとうに変えなければいけませんね。
投稿情報: 長久 | 2009年2 月10日 (火) 09:19
お疲れ様でした。私は、金澤先生のお話のスピードについていけず、途中少し眠ってしまいました。でも、あの資料はすごいです!わが「窮状」を省みて、本当に日本の生活保護行政の「貧困」さを痛感しました!
「闘ーいはここかーら、闘いは今からー!」ですね。
投稿情報: S本Y郎 | 2009年2 月 9日 (月) 00:40