最近読み終えた本。
本日の「社会進歩と女性講座」3回目の準備です。
おもしろく、刺激的な学びでした。
はじめてフェミニストの本を読みました。
時間がないので、中身は詳しく紹介できませんが(涙)。
『女たちのパワーブック』(ノルウェー労働党女性局編、
三井マリ子・山中紀代子訳、かもがわブックレット、2004年)
「涙を力に変える訓練をしています」とは、
ノルウェー労働党女性局副局長の言葉。力強い。
『子どもの生きる国-産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス』
(薗部容子、新風舎、2005年)
読みものとしては、これが一番おもしろかった。
何十回も「えー」「うそー」「ぷぷっ」と笑った。
女性の方必読。出産・子育ての肩のハリがなくなります。
『産める国フランスの子育て事情-出生率はなぜ高いのか』
(牧陽子、明石書店、2008年)
『子どもの生きる国』と共通するところが多いですが、
新聞記者の方だけあって、表現手段などはまったく違います。
こちらも読み応え充分。3歳児神話から自由になりましょう、日本のママさん!
『ママは大臣 パパ育児-ヨーロッパをゆさぶる男女平等の政治』
(三井マリ子、明石書店、1995年)
三井さんは、フェミニストの方です。女性政策研究者です。
ヨーロッパ各国の、政治への女性進出の謎を探るルポです。
おもしろいです。フェミニストの運動は、とにかく過激です(笑)。
そのまま日本にあてはめることはできませんが、
学ぶべき視点は多いと思います。日本もこのぐらいやらにゃあかんね。
『Q&A 女性差別撤廃条約と選択議定書』
(米田眞澄・堀田悦子編著、明石書店、2002年)
1979年「女性差別撤廃条約」の解説本。わかりやすい。
選択議定書は、日本は未批准。
『国際女性デーは大河のように』(伊藤セツ、御茶ノ水書房、2003年)
3月8日は「国際女性デー」。
1910年が起源ということでした。
ということは、来年100周年じゃないですかぁ!
『女性がつくる21世紀-私たちの北京「行動綱領」』
(清水澄子・北沢洋子共著、女性政策研究所、1996年)
1995年の北京。第4回世界女性会議。
史上最大の女性会議。うーむすごいパワーです。
男もやろうじゃないかー(笑)。
『地図でみる世界の女性』
(ジョニー・シーガー著、原民子・木村くに子訳、明石書店、2005年)
世界にはまだたくさんの女性問題があることがわかります。
暗たんたる気持ちになる地図もあるけど、
21世紀、必ずこうした問題は克服できるはず!
『EUの女性均等政策』(柴山恵美子・中曽根佐織編著、日本評論社、2004年)
「ルールある資本主義」は、女性政策でも、
とても骨太い政策と実行のしくみをもっています。
その背景には、女性たちのすごい運動が。
やっぱりたたかうしかないのであります!
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