『通販生活』の2009春号を買ってしまった。
すごい分量なのに、たった180円である。
別に通販で何かを買おうというわけではない。
この雑誌、5分の1ぐらいは、政治雑誌のような中身なのだ。
今回の春号も、表紙の「給付金提案」から、
自衛隊恒久法、医療崩壊などの企画が誌面を埋めている。
特集のひとつ、恒久法問題。
伊勢崎賢治さんも登場している。
ところで、雑誌の表紙。
【通販生活の提案】
「ひとり12,000円の定額給付金をばらまく代わりに、
全住民(ホームレスの人、就労外国人まで)に
『新型インフルエンザ防護服セット』(1人分約5,000円)と
『2週間分の備蓄食料』(1人分約7,000円)を無料で
配給する。このほうがよほどよろこばれます。
なによりも命を守るのが国の仕事ですから」
表紙の写真は、その配給された防護服を着て、
備蓄食料を食べる家族の図。パロディがピリッときいている。
編集部の理性と感性に深く共鳴した。
ところで、この定額給付金。わが町では4月ごろに
配られるようだが、いったいどうしようか。
最初、ぜんぜん受け取るつもりがなかった。
アホな政策に加わるのがイヤだったからである。
が、相方とその話になり、「べつにいらないんちゃうん」と
言ったら、「なんで~もらえばいいじゃん」という反応。
先日、給付金を受け取った第1号のおばあちゃんが、
「ありがたいことです」と言っていたのがテレビで流れていた。
気持ちには共感するが、自分の納めた税金が返ってきただけである。
しかも、税の再配分の原則、高いところから低いところへという
ものでもまったくない。たんにばらまいているだけである。
そして、社会保障などの負担増で、12,000円以上に、
ふんだくられている。差引、どでかいマイナスなのである
さらに、通販生活も指摘しているように、この給付金、
もっとも必要とされている人へ行き渡らない可能性大である。
ほんとうに矛盾の多い政策である。
さて、「受け取る」ことにしたら、何に使うか。
「そのままどこかにカンパするかな~」と私が話すと、
相方も「それがいいんじゃない」と言う。
まあ、こんなことを考えられる余裕があるということは、
幸せなことかもしれないですけど。
裕福ではないけど、貧乏とも言えないので(相方サマサマですが)。
どこにカンパするかなー。
それとも、やっぱり面倒だし受け取らないか。
みなさん、どうします?
S本さんおつかれさまです。
お金はいくらあっても足りないですよね・・・(涙)
有効に使いたいものです。
投稿情報: 長久 | 2009年3 月13日 (金) 10:41
やはり、せっかくの税金ですから、私たちが使って欲しいところへ投入するのが良いと思います。野宿生活者・派遣切りの支援ネット、施設で暮らす子どもたち、日本や世界の医療ボランティア、「慰安婦」問題に取り組む運動・・・いくらあっても足りません!
投稿情報: S本Y郎 | 2009年3 月12日 (木) 12:11
そうですか。寄付ですか。
私もそうします。
投稿情報: 長久 | 2009年3 月11日 (水) 11:42
受け取ります。
受け取って、12000円をNGOやボランティア団体に寄付する予定です
投稿情報: カゲ茶 | 2009年3 月11日 (水) 01:21