きのう(14日)は、第43回岡山県母親大会へ。
会場は、高梁市の中心部、高梁総合文化会館。
わが家から、
車で1時間ほどの
道のりであった。
会場へ着き、
受付をすませる。
午前中は、分科会であった(10時~12時)。
私は、この第2分科会、
「どうなってるの!
税金・年金」
の助言者という任務である。
会場は3階の、眺めの
よいところだった。
始まるまえの様子。
まあ地味な分科会だから、10人ぐらいだろうと
思っていたら、思った以上に人がやってくる。
結局、満杯で入るのをためらった人もいたくらい。
最終的に、28名の分科会になった。
私は、最初、35分ぐらいかけて、問題提起をする。
年金のこと、国の税金の集め方・使い方について。
また、憲法の第7章「財政」についても、押さえていく。
税金を誰からどのくらい集めるのか、
それはすべて法律で決める。
法律がなければ、税金は集められないのである。
その法律をつくる唯一の機関は、国会である。
また、集めたお金をどこに使うのかも、
すべて国会の議決がいる。
つまり、国民の代表で構成される立法府が、
国の財政をコントロールするのである。
しかし、憲法の基本的な考え方によると、
集めた税金は、基本的人権や平和のために
使うということに、なるはずなのである。
ところが、いまの国の税金の集め方・使い方は・・・。
という話をする。
あとは、ひたすら参加者のお話タイムとなる。
最初は、遠慮してか、手があがらなかったが、
後半ともなると、われもわれもという感じで、話がでる。
さすが女性の集まりである(男性は唯一お1人のみ参加)。
暮らしのきびしさ、年金の低さ、消費税のこと、老後の不安、
税金の使い道への怒り、男はアホだ、など(笑)。
切実な声ばかり。
ほんとうに、今の政治に怒りをもっておられる。
そして、こうして話ができる場の貴重さも語られる。
つながりあう場の重要性である。
最後に、10分ほど私が「まとめ」的な感想を
述べて、分科会は終了となる。
とても勉強になったし、充実した時間だった。
参加されたみなさん、ありがとうございます。
お弁当をいただき、メイン会場のほうへと行ってみる。
ロビーは人で
ごったがえしていた。
盛況である。
女性の集まりは
にぎやかである。
いろいろな
お店が並んでいた。
いつもお世話になっている
新岡山書籍さん。
話によると、
『マルクスは生きている』は
輪転機ふる回転だとか。
へー。すご。
どこかの作業所が出していたお店で
1杯100円のアイスコーヒーを買い、
会場をあとにする。
ほんとうは、午後の全体講演も聞く
予定にしていたのだが、
体調を考え、早めの帰路に。
行き帰りでの、180号線、
高梁川沿いのドライブは気持ちいい。
良い気分転換になりました。
野澤さんそうなんです、平凡社なんですよ(笑)
「何が売れるのか」の感度がよいのでしょう。商売がうまいですね。
hanaaraさんありがとうございます。
ぜひ労働学校への生徒募集、よろしくお願いいたします。
いちど来れば、楽しさがわかるんですけどね。
投稿情報: 長久 | 2009年6 月16日 (火) 10:07
お疲れ様でした。いつも御活躍には敬服しています。私の周りからも労働学校の生徒が出したいと頑張っているのですけどもね。まあしばらくお待ち下さい・・・。
投稿情報: hanaara | 2009年6 月16日 (火) 03:22
>話によると、
『マルクスは生きている』は
輪転機ふる回転だとか。
へー。すご。
私も読んでいます。新日本新書ではなく、
平凡社新書で売れているわけですね。
投稿情報: 野澤 | 2009年6 月15日 (月) 21:38