今日(24日)の午前中は、久しぶりに
ソワニエ看護専門学校での講義であった。12回目。
今日から学校再開。夏休みあけ、一発目の授業。
読書日記は、松岡校長の『医学とエンゲルス』を紹介。
エンゲルスとは誰か。なにをした人かなど、紹介する。
興味がわいた学生さんもいたようであった。
ぜひチャレンジしてほしい。
講義は、せっかくの選挙中の授業であるので、
「日本国憲法から選挙を考える」というテーマで話をしてみた。
基本中の基本のところを、憲法を押さえながら確認をしていく。
以下のようなレジュメであった。
一。長久の「看護・医療」読書日記
◇読んだ本
『医学とエンゲルス-社会医学の立場から』(松岡健一、大月書店、2009年)
二。日本国憲法から、選挙を考えてみる
1。8月30日に行なわれる総選挙…
◇さて、誰を選ぶ選挙でしょう
◇その人たちは、どんな仕事をするのでしょう
◇なぜ、私たちが選ぶのでしょうか
*主権者って、どういうことでしょうか
*「誰がやっても同じ」という意見について、どう思いますか?
2。選ばれた人と、憲法との関係を考えてましょう
◇99条には、「憲法を守って仕事をしないといけない人」が名指しされています
*その人たちの共通点はなんでしょう
◇アメリカ大統領の就任式でも…
「私、バラク・フセイン・オバマは、合衆国大統領の職務を誠実に遂行し、
全力を尽くして合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う」
(1月20日の就任式で)
3。日本の国家機構を整理してみましょう
◇国会
◇内閣
◇司法
4。国民と、憲法の関係は、どんなものでしょうか
以上。
学生さんの感想文がおもしろかった。
やはり、憲法との距離は相当あるが、
とりあえず選挙への自覚は高めてくれたと思う。
20歳こえた人は、まず一票。
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