『居住福祉の世界-早川和男対談集』
(居住福祉ブックレット16、東信堂、2009年)
を読み終える。
居住福祉というテーマは
これからもずっと
おっかけていきたいと思います。
このブックレットも、とても勉強になりました。
なんか、阪神・淡路大震災の特集番組とか、
ニュースとか今年もずいぶんやってたけど、
ほんとうにあの震災の教訓がその後に生かされて
いるかというと、かなり状況は悲観的。
それをつくづく感じました。
あと、山田洋次監督との対談も
めちゃおもしろかったです。
寅さんがいつもふらっと帰ってくる、
あの柴又の団子屋の間取りや空間も、
計算しつくされてああなっていたのかと。
ちょっと感動でした。
開かれた空間が人と人との
コミュニケーションを円滑にするのであります。
以下、目次のみ紹介。
1。社会保障の中の居住福祉 -隅谷三喜男&早川和男
2。寅さんの住居論 -山田洋次&早川和男
3。日本の都市は災害に強くなったか
-「阪神」から学んだものと残されたもの -小田実&早川和男
4。わたしの新幸福論 -古屋和雄&早川和男
5。命を守る「居住福祉」 -西橋正泰&早川和男
コメント
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