第1回運営委員会があった。
今期は、新運営委員4名がくわわり、
6名の運営委員会となった。とても貴重な前進なのであります。
会議も、わきあいあいと、非常に楽しい雰囲気。いいスタートだ。
新しく運営委員になってもらった人には、
かならず「学習運動とは何か」「労働学校とはそもそも」の
学習の場をつくっている。
ということで、金曜日には、まず、
学習運動とはそもそも何か?という話をした。
労働組合や政党でもそうだけど、
「そもそも、それは何か?」を考えるときには、
2つの角度から本質にせまる作業が必要だと思う。
ひとつめは、
歴史的に、その運動や組織がつくられてきたのは
なぜか、運動の歴史から学ぶ角度である。
ふたつめは、
いまの社会、政治情勢のなかで、この運動や
組織が果たす役割や存在意義からせまる角度。
運営委員会では、その2つの角度から、
「学習運動とはそもそも何か?」という話をした。
歴史を学んでもらうときには、県学習協の
40周年のときにつくった「県学習協のあゆみ」の
パワーポイントがあったので、
それを今回全面リニューアルをして見てもらった。
「すごい歴史があったんだなぁとビックリした」
「昔の人たちのエネルギーはすごい。自分たちもがんばらなきゃ」
など、刺激を受けた様子で、
とても好評だった。
労働組合にしても、政党にしても、学習運動にしても、
歴史的な角度からの「そもそも」の学びの場が、
とても少なくなってきているように思う。
政党の「党史」の学習の機会は、いま、ほとんどない。
労働組合も、自分たちの労働組合のたたかいの歴史、
世界や日本の労働運動史の学習を、もっとすべきと思う。
学習運動もしかり。
運動の担い手をつくるには、やはりそこの部分は大事な課題に
なってくるし、若い人は真正面からそれを受けとめてくれる。
先輩たちのたたかいに感銘を受けるのである。
歴史に学び、歴史をつくる
ずっと大事にしていきたい姿勢である。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。