お2人の著書を読みました。
『一人の声が世界を変えた』(伊藤千尋、新日本出版社、2009年)
知っている話も多かったですが、
やはり読んでいて楽しいです。
ぼくも、もっと真剣に生きなきゃな~(笑)。
『がんと向き合って』(上野創、朝日文庫、2007年)
26歳で睾丸(こうがん)腫瘍と
つげられた新聞記者の闘病記。
先日講演を聞いたばかりなので、
すごく身近に感じながら読めました。
それにしても、ほんとうに
がん治療は苦しそう。再発も。
抗がん剤の副作用がね・・・。
その苦しみや痛みは、経験したものにしかわからないでしょうね。
家族の支えがなかったら、ほんとうに
闘えなかったと思います。
新聞記者らしい、客観的な視点が、
より、がん治療の過酷さを伝えてくれています。
そして、病気になってはじめて、
これまで「あたまりまえ」にしていることが、
どれだけ幸福なことかに気づく。
痛みは、私たちに大事なことを教えてくれるものでもあるのです。
上野さんには、これからもどんどん
いい記事を書いてもらいたいと思います。
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