時間がないので、それぞれひと言だけコメント。
『わかりやすく<伝える>技術』(池上彰、講談社現代新書、2009年)
いくつか、「なるほど」と
参考になる部分あり。
学習運動は、わかりやすさが
とくに重要ですのでねぇ…。
『マルクス、エンゲルス 革命論研究』<上・下>』
(不破哲三、新日本出版社、2010年)
こういう原理的な研究が、
現代の変革の指針になる力を
もっていることが、うーん、すごい。
『闇の中に光を見いだす-貧困・自殺の現場から』
(清水康之・湯浅誠、岩波ブックレット、2010年)
貧困と自殺の現場で
たたかってきた2人の対談。
公設派遣村のことも勉強になる。
清水さんの「クオリティ・オブ・デス(QOD)の
視点が必要」という話に深く共感。
湯浅さんの「活動は面白い」という
最後の話にも、やっぱり深く共感する。
『目覚めよと彼の呼ぶ声がする』(石田衣良、文春文庫、2010年)
石田さんの小説は
1冊も読んだことがないけど、
このエッセイはなかなか。
こういう大人がまわりに
たくさんいればいい。
『ボローニャ紀行』(井上ひさし、文春文庫、2010年)
いやあ、このイタリアの
ボローニャの街づくりの
スタイルと価値観、まったくスバラシイ。
一度ぜひ行ってみたい。
こういうものを読むと、
日本の街づくりのヒドサにも落ち込む。
『活字たんけん隊-めざせ、面白本の大海』(椎名誠、岩波新書、2010年)
シーナさんの読書量と、
その幅の広さに、感服いたしました。
ただのビール好きの旅人作家ではありません!!
貪欲なまでの、世界にたいする
知的好奇心。見習いたい。
コメント
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