激しく共感・納得することが多かったので、一気に読んでしまいました。
ひさびさに、オススメ度100%超えの1冊です。
『「聴く」の本』(藤田潮、幻冬社ルネッサンス、2007年)
『学習の友』の5月号に、
「聴くことの意味と力」という文章を
書きましたが、おおまかな基本点は
まちがっていなかったということを
確認できました(笑)。
いろんな人に、たくさんの人に、
読んでもらいたい1冊です。
労働学校運営委員の、
GW中の課題図書はこれで決まりです。
中身は・・・、「ぜひ読んで」、ということで
以下、目次を書いておきます。
1話1話がたいへん短く、読みやすいです。
第1章 「聴く」のヒミツ
・聴くといいことがある
・およそ世の中のトラブルは聴いていないことから
・リアクションは邪魔をしている
・何のために聴くか、はどうでもいい
・聴く力は後天的に獲得していくもの
・家族の話がどうしても聴けない
・それでもやはり家族の話を聴こう
・人は聴けないものだから
・聴かれていないと聴くことができない
・人は尊敬される存在
・自己重要感を高めるために
・聴くこととコミュニケーション
・「コーチング」が私にもたらしてくれたもの
・聴かれてみると何が変わってくるのか
・今、聴いてほしい
第2章 「聴く」のホンネ
・人は、自分が聴けないとは自覚していない
・聴くに耐えない話の裏にあるもの
・聴けば円満夫婦
・熟年離婚の危機につけるクスリ
・私の、聴けない失敗談
・聴けば親子円満
・親子の会話につけるクスリ
・二分だけでもいい
・ママの手を握って
・聴けば職場円満
・企業戦士につけるクスリ
・同等意識と上下関係の微妙
・聴くことは負けることにあらず
・クレームの奥の本当の想い
・聴けば売れる
・会議で浪々と話す人って
・女はおしゃべりな性
・ファミレスおしゃべりに隠された秘密
・こんなことを話しても大丈夫と思われている?
・聴くことでリスクマネジメント
第3章 「聴く」のヒケツ
・聴ける人は練習してる
・「聴き力」はつけるもの?
・楽しい「聴く」練習
・お笑い芸人に学ぶ
・テレビの中の聴くシーン
・先入観が聴き力を邪魔する
・人は人を感じて聴いている
・おばあちゃんの心配
・話しかけられるスキを考える
・興味・関心・好奇心
・ちょっとしたコツで聴き力をグーンとアップ!
・渋滞から生まれる恋
・聴きやすいように話してもらう知恵
・もっと話してもらうための聴き方
・聴く穴が詰まっていると聴けない
・「空き容量」という考え方
・話したいエネルギーのコントロール
・いつだって楽しい話を聴きたい
・ナミダの話には寄り添って
第4章 「聴く」のミライ
・話す・聴くのバランス
・自分から橋をかける
・同じ口で夢を語ろう
・聴かれる、の連鎖
・プロを使って聴いてもらう
・聴く力は一生モノ
・聴くことを仕事にしたい人は?
・たかが聴くこと、されど聴くこと
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