NHK総合の番組をみていた。
連続番組で、第1回の舞台はルワンダ。
1994年に大虐殺があった国である。
そのことを主題にした映画も観た記憶がある。
16年後のいま、国外へ逃れていた人々が続々と
故郷ルワンダに帰ってきているという。
「ディアスポラ(離散者)」と呼ばれるその人たちは、
資金力も、さまざまなビジネスの経験、人脈もあり、
ルワンダの復興の力になっているそうだ。
うーん。ルワンダがそんなことになっていたとは、
まったく知らなかった。
しかし、高層ビルがたちならぶ「未来予想図」は
どうかなぁ・・・。高層建築は、21世紀の正しい方向性では
ないというのが、私の考えなんだけど。
ルワンダはもともと、ベルギーの植民地支配が
原因になって、民族対立が生まれたという。
朝鮮半島を分断させてしまった、日本の植民地支配の歴史がだぶる。
ツチ族とフツ族の対立。
しかし、それを乗り越えようとする努力を
番組では注目していた。
対話なんだよね、やっぱり大事なのは。
言葉で理解しあうのが人間なんだなぁと思う。
これからも見たいと思える番組でした。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。