まだ上巻の60ページをこえたぐらいだけど、
あらためて、ミヤケンさんの健康に対する目的意識の高さに注目。
そういう内容の文章がたくさん出てくる。
監獄のなかで生き続けなければ
たたかえないという自分自身の健康管理もそうだけど、
ユリコさんの健康問題への助言もひじょうに具体的で、なかなか厳しい。
もう強固な思想になってるんだよね、そのことが。
さっき読んだ文章から(顕治から百合子へ1936年9月19日)。
「是非一度詳しく健康診断を受け、血圧なども注意して
おくことだ。それから、半徹夜的暮らし方を断然中止する
こと。温泉では早寝をするとあったが、本当にそうしなく
ては駄目だ。・・・そのことを話すのはこれが四度目位だよ。
仕事に熱中するのは美しい特質だ。が熱中の仕方はあく
までもスロウ・アンド・ステッデイと云うコースの上でなく
ては永い永い時間のかかる偉大な生産ができない」(62P)
ほんと、大事だなあ。
健康あっての仕事&活動の継続、発展だ。
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