分科会の運営委員会で東京日帰りでした。
新幹線で本を読みながら、チラチラと外を眺めると、
どの地域でも、桜が満開。
日本は、やはり桜の国ですね。桜のおおいこと。
11時45分に、東京都庁に到着。雨がふっておりました。
本日の会議は、
この都庁の第2庁舎、
32階で行われました。
そういえば、この都庁の
真下の地下道に、
ホームレスの方々がたくさん・・・。
現代的な高層建築の真下に、
そうした実態があることが、
日本の縮図のようでした。
会議は13時からでしたので、
都庁で食事をとりました(予定どおり)。
先日、
「都庁には職員食堂に都庁ラーメンというものがあるらしい」
という情報を得ていたので、
「都庁ラーメン、都庁ラーメン」と楽しみにしていたのですが、
メニューになく・・・。第1庁舎の食堂にはあるのかなぁ・・・。残念。
かわりに、みそラーメン(460円)をいただきました。
なお時間があまったので、都庁内の喫茶店でコーヒー(200円)を
飲みながら読書の時間に。
13時前に自治労連都庁職の会議室へ。
「公務公共サービスの民間開放と住民のくらし(仮)」という、
第22分科会の運営委員会で、
自治労連都庁職のM田さん、静岡自治労連のK池さん、
東京自治体問題研究所のK上さんと、私の4人が構成メンバーです。
10月17日の分科会の内容とタイトル、
助言者やレポート提出者の選定などで2時間ほど会議。
私は、公務員バッシングの問題や、官製ワーキングプアの
問題などについて意見を出してみました。
そして、行きの新幹線の中で予習として読んだ本が
たいへん役に立ちました。
いろいろと貴重なお話も聞けて有意義な会議でした。
次回は7月に運営委員会を行う予定です。
15時に会議はさくさくと終了。
帰りの新幹線は17時半だったので、
第1庁舎にある「展望台」に登ってみようと、
となりの庁舎へ移動。
1階から直通のエレベーターで45階へ(入場無料)。
しかし、見てのとおり、雨のためのモヤで、
まったく視界が悪く・・・。下のほうしか見えませんでした。
下から見ると、こんな感じです。
で、さらに時間が余っていたので、
となりの都議会に行ってみようと、てくてく。
ちゃんと「都議会議事堂見学コース」というのがありまして、
順路にしたがって歩いていきました。
これが都議会の議場でした。
あのどーしようもない知事がよくいるとこです。
それにしても、都議会ふくめ。やっぱり都庁の建物は、
なんか権威の象徴のような雰囲気で、
都民を見下ろすような建物でした。まったく開放的でない。
「ちょっと役場に行ってくる」とはいきません。
公務の仕事は、憲法を実践するのがその柱です。
住民のさまざまな人権、とくに社会権を守るのがお仕事。
しかし、その建物の閉鎖性が、現在の都政の姿勢とも
共通すると感じるのは、私だけでしょうか。
やっぱり高層建築は空間が閉鎖的。
高層ビルが立ち並ぶ東京の街は、
私には、近寄りがたい存在としてしかうつりません。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。