14名が参加しました。
ワンポイントは、常連受講生のM宅さん。
くしくも、講師と名前が同じで、M宅デーとなりました。
講義は、「子どもも女性も輝く社会に-私の歩んできた道」
ということで、DCI岡山セクション代表の三宅良子さんが講師でした。
三宅さんは、教職員組合運動の最前線で活動されてきたお人です。
いまは子どもの権利条約の実質的な実現のために奮闘されています。
労働学校でも、何度も講師をしていただきましたが、
そのパワフルはお話はまったく健在!
「もっと聞きたかった!」という声続出でした☆
何度も教室が爆笑につつまれ、
楽しく、しかし三宅さんの芯のとおった生き方に、
みなさん共感したようでありました。
とくに、実際に戦前の女学校での「良妻賢母」教育を
受けた経験のある三宅さんのお話は、若い人にとって興味津々。
その後も、教育の場で、労働の場で、男女平等を追求し、
おかしいことは「おかしい!」とたたかい続けてきたこと、
ジェンダーバイアス社会を払拭するために具体的な政策を
つくっていく必要があることなどを力説されました。
三宅さん、ご自身で言っておわれましたが、
「男女平等の話になると熱くなっちゃって」ということで、
子どもの権利についてのお話が5分ぐらいしかできませんでした(笑)。
これも「聞きたい」という要望が多数ありましたので、
また企画していきたいと思います☆
「もっと学びたい!」という要求が自然に湧き出るって、いいですね。
三宅さんのレジュメはこちら→Miyakeをダウンロード
受講生の感想文を以下に(書き忘れた人、出してくださあい!)。
「男女差別、性による分業が現代にも残っている
実態を知ることができました」
「差別の話を聞いていて、そういえば、親が年老い
たら長男がみるとかっていうのも、おかしな話だ
なと思いました」
「男も女も、お年よりも子どもも、大切にされる
社会にしていきたい」
「ハッキリものを言う!といった印象でした。女性
として、子どもを育てる立場として、生きていく
中で感じてきた『おかしさ』について、はっきりと
言い続けるとともに、行動してこられたんだなあと
感じました」
「知らない間に染まっているジェンダーバイアス。
CMもそんなのが多いですよネ。アリエールの草
なぎ君のセリフにむかつくのは私だけ?いまだに
給与の差、管理者は男ばかり。ずいぶんと変わって
きたとは思うけど、まだまだたくさんあるなと思い
ます。『おかしい』ことは、『おかしい!』と言い続け
ることが絶対必要なんだと思います。人間として、
子育ても、ごはんづくりも、掃除も洗濯もアイロン
がけも、ゴミ捨ても必要なことです!でなきゃおか
しい」
「シャキシャキ!!パワフル!!で笑いあふれる
たのしい時間でした。男女差別はふだんから感じて
生活しているわけではないのですが、ふとした
瞬間にチラチラみえかくれしているもの・・・という
イメージでした。いろいろ日本は国連から言われて
いるんだなーと、遅れている国だなーと思いました」
さて、この日は、三宅さんをご自宅まで送っていく
任務があり、私はなごみを欠席。
「小さい頃になりたかったもの」の話でかなり
盛り上がったそうです。楽しい楽しい。
コメント
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