ここ1か月。どうも学習が滞り気味。
「W杯があったからなぁ」という言い訳を思いついてみる。
夏本番に向けて、集中力を高めていきたい。
『言葉で治療する』(鎌田實、朝日新聞出版、2009年)
ほんとうに、医療分野だけでなく、
社会のあらゆる場所で、
「言葉を大事にする人」が増えて
ほしいなあと。
最近、とくに思います。
そして、鎌田さん、
さすがの共感力と感性です。
『張本勲 もう一つの人生』(張本勲、新日本出版社)
「かーっつ!」の人だけど、
正直、好きな人ではない。
でも、お姉さんを失った被爆体験の
ところは、グッときました。
そして、ものすごい努力の人。
人に歴史あり、です。
『家族を看取る-心がそばにあればいい』(國森康弘、平凡社、2009年)
やっぱり、死の文化の再生、ということかな。
「息をひきとる」って、すごい言葉。
看取ることは、みおくる人のためにこそ、
大事にしなければいけない。
あと、著者の「おしめ体験」。これはすごい。
この数ページだけでも、読む価値ありです。
『アメリカを訪問して』(志位和夫、新日本出版社、2010年)
もうちょっと本のタイトルがなんとか
ならないかとも思いますが、内容は、張本さん風に
いうなら、「あっぱれ!」という感じでしょうか。
被爆者の人にとっても、
日本の政党の党首がわざわざNYにまで
来て、こうして会議成功のために奮闘して
くれるって、嬉しかったでしょうね~。あっぱれ!
『若者よマルクスを読もう-20歳代の模索と情熱』
(内田樹×石川康宏、かもがわ出版、2010年)
期待通りのおもしろさ。
マルクスを語るお2人の「熱さ」がいいです。
また、対話の姿勢とか、横道話とかも
たいへん学ぶところが多かったです。
続巻も楽しみです!
内田さんが、『資本論』をどう語るのか・・・。興味津々。
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