先週木曜日(11日)の80期岡山労働学校、
第5講義の報告です。参加は10名でした…。
いちばん受講生のいる岡山医療生協労組が、全員団交の日で、
そのぶん参加者も少なかったのであります。
講義がすごく良かったので、残念!
徳方先生の講義は、映像がすごく多いので、臨場感をもって学べます。
大事なことだなー。なんてったって、南アフリカという、遠い国ですから。
「ネルソン・マンデラの夢-南アフリカの現代史(2)」という
テーマでしたが、
本格的にマンデラの思想やたたかい、
またアパルトヘイトを撤廃するまでの情勢が学べて、すごく勉強になりました。
あと、参加者の話題をかっさらっていたのは、
南アフリカで「名誉白人」と呼ばれた日本人のこと。
アパルトヘイトがまだ残っていた南アフリカで、
テレビ朝日の二ュースステーションのレポーターが、
自分の信条をしっかりもって、突撃取材をしていたこと、
またそこで映し出されていた日本人の姿と言動。
うーん、ある意味衝撃でした。
それにしても、当時(20数年前)のニュースステーションの
ジャーナリズム精神は、やっぱり今見れば、たいしたもんです。
久米宏のコメントも抜群でした。
いまのニュースに、こういう報道姿勢は、ほとんど見られません。
そんなことも感じた講義でした。
そして、そのニュースステーションを録画していた
徳方先生も、すごい!!!!
四半世紀前ですからね。
大統領となったマンデラの、人種間の融和に尽力した
姿勢も、やっぱり感銘を受けました。
なかなかできるものではありません。
あ、あと、島流しにあっていたマンデラに課せられた無意味な
岩砕きの労働。そのなかでも自分の精神を保ち続けた
マンデラの強靭な意志に、感動でした。
以下、受講生の感想をいくつか。
「映像満載だったので、臨場感があったのがとても
良かったです。ビコを悼む集会やマンデラ会報に沸く
民衆だとか観ていて、とても感動しました。アパルト
ヘイトの差別者や名誉白人のコメントの映像では、
一緒になって腹を立てたり切なくなったり・・・」
「マンデラは、支配する側を白人から黒人にした
かったのではなく、平和で、すべての人が真に
平等な南アフリカをつくりたかったんだと分かり
ました。これからの南アフリカに注目していきた
いです」
「マンデラのあいさつ『虹の国』はすごくイイ。
南アだけじゃなく、日本でも使えると思う。やっ
ぱりスポーツはすごい。アフリカの歌が良かった」
「感動!!! 有難うございました」
「夢見心地で受けた金大中~マンデラの4回の
講義でした。ありがとうございました。
この歳になっても、いっぱい知らないことがあって、
その知らないことに出会い、教えていただけると
むちゃくちゃ得した気分です。ありがたいことだな…」
なごみは久しぶりのタイ・ミルチ。
美味しいものの話題で、あれこれ話をしました☆
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