さっき、今年このブログで紹介した本(雑誌や絵本のぞく)を
だだだっと数えたら、110冊ありました。
3分で数えられちゃった。ブログは便利だね~。
一般の人よりは読んでいるほうだと思いますが、
ほんものの読書家からすると、まだまだです
このブログで「読書記録」というカテゴリーをもうけて、
読んだ本を紹介しているのは(けっこう面倒くさい)、
もちろん私自身のため(記録する意味と、学んだことを整理・定着させる)で
あると同時に、小さな「たたかい」であるとも思っています。
このブログを読んで、
「あの紹介してた本、かしてください」
「ブログの本、読んでみたよ」
という人もチラホラいて、うれしいなーと
いつも思うんですけど、
やっぱり「いい本を紹介しあう運動文化」って、
もっともっと活発になってほしい。
労働組合の機関紙なんかも、
「読書コーナー」って少なくなってるんじゃないかな。
これって、やっぱり階級闘争ですからね。
「学習とは内なる仲間の組織活動」とは、なかなかの名言。
本の中身は、自分自身の「内なる仲間」「相談相手」として作用します。
だから、できるだけ良い仲間を選びたいもの。
でも、「支配的な思想は、いつの時代も支配階級の思想」と言われるように、
へんな仲間を人びとのなかに住まわそうと、お金も力も持っている人たちは、
へんな情報やへんな本をじゃんじゃかじゃんじゃか流しているわけで。
学習協の近くの郵便局には、いつも「産経新聞」があって、
時間があるときには読んでるんですけど(ある意味おもしろいから)、
たしか、きのうの産経新聞の広告で、江原けいすけさんの
本がどーんと載っていたけど、
「すべては、前世に理由があるんです」みたいなキャッチコピー。
就職できないのも「前世にわけが」。
貧困の理由も「前世にわけが」。
病気になるのも「前世にわけが」。
・・になるのかな。
こんな内なる仲間を組織してしまっては、たいへんです。
まあこれは極端な例ですけど。
いい本を紹介しあうことを、
もっと意識化しあいたいものです。
ということで来年も、読んだ本、どんどん紹介します
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