79期・80期と、岡山労働学校に講演に来ていただいた、
尾崎恵子さんから、「JALの状況(長いけど読んでね)」が
届きましたので、紹介します。転載も歓迎です!
この航空労働者のたたかいは、労働者全体・労働運動の
分岐点のたたかいでもあります!
尾崎さんも、会社は違うけれど、全力でたたかっています。
それが伝わってくるメールでした。
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【突然ですがJALの仲間から届いた現状お知らせします。
(昨日から全国にメール発信しまくってます。次男から長
すぎて読む気せーへんと大ブーイング有り)。
むちゃくちゃな解雇はむちゃくちゃな経営から。
必然性も道理も、かけらすらない行為を黙って見過ごす
国民に幸せな毎日は訪れませんね。
若者の未来と私たちの余生を大きく左右する問題。
おっちゃん・おばちゃんの名にかけて、知恵と力を出し
合ってみんなで情勢を動かしたい
「JALもANAも想いはひとつ。日本中の仲間と共に、やめ
ずに闘う、やめても闘う。私たちは企業を変える、日本を
変える」。
私が勝手に考えたキャッチフレーズです。
「やめずに闘うメンバー」、「やめても闘うメンバー」に
登録よろしく 尾崎恵子】
「尾崎さん、お早うございますとり急ぎ以下お知らせ致します。」
■12/9、14:00~の約40分の団交で整理解雇が具体的に示され、
5時の広報発表に合わせて、対象者に室長・マネージャーから
「整理解雇の対象になりました」との電話連絡が始まりました。
52才の対象名(約22名)には、「整理解雇の対象ではなくなった」とし、
12/13に客室本部長の説明会がアサインされました。11/1(47~49才)、
12/1(50・51才)に次ぐ、第3回目の説明会になります。「一人も整理
解雇させない、整理解雇は許さない!」取り組みが佳境に入りました。
白紙撤回させる為には、職場の大勢の仲間でこの事実を共有する
ことが必要です。希望退職への総応募数は頭数で762名、削減
目標660名を102名も超過達成しています。なのに、会社は108名もの
CAを整理解雇しようとしていると!!
**********12/9団交で「希望退職措置を締め切ったが、客室・運航共に
目標数に達しなかったことから、12/10より会社の人選基準(案)に沿って、
解雇予告通知を行うこととした」との発言がありました。既に会社から
当該者への個別連絡は始まっていますが、対象者には、会社より書面
にて「12月27日午後1時まで希望退職措置延長」との通知が郵送され
ます。歴史的な闘いで整理解雇を撤回すべく、ひとりひとりの組合員の
皆さんに、取り組みへの参加を呼びかけます。
********【12/9、団交報告】冒頭大西社長より「解雇予告の通知を速や
かに開始する」と発表がありました。退職日は12月31日。明日から対象
者に郵送を始める等、以下の説明がありました。
●12月1日~9日までの希望退職応募数は、頭数で6名、稼働で4。
●稼働による応募数はTTL534、削減目標数の稼働606に対し72未達。
●労基法上の解雇制限にかかるとし、人道上配慮で対象外としたのは
稼働1。→(削減目標も606ー1=稼働605になると説明有)→(削減
目標605に対し、稼働で71未達)
●整理解雇対象者は、人選基準(案)にある病気休職等の理由による
34名と、年齢による74名、TTL108名(頭数)。
●会社が示した整理解雇の人選基準(案)を認めた労働組合はない。
12/9に不当労働行為で訴えられた企業再生支援機構、管財人ヘッド
の弁護士も団交に出席。「整理解雇4要件は満たしている。これまで
論議してきたことであり、時間もかけて延長もし、非常に努力した」と
発言。CCU委員長から回避努力をしたというなら具体的に説明して
下さいとの問いかけ、破綻の原因は現場社員にはない、なのに108名
もの社員を整理解雇するのか!経営責任は取らないのか!との追及に、
「答える必要を認めません」。
◆『運航乗務員の整理解雇について』
●整理解雇対象者は94名(休職者4名含む)
●人道上の配慮で対象外となったのは2名。今後も整理解雇撤回に向け
て、乗員組合はCCUと共闘していくとのこと。
******◆◆◆◆12月24・25日に設定されているCCUのストライキに合わ
せて、大阪で緊急集会を行うことになりました。主催は関空プロジェクト会
議(民主法律協会・航空連大阪地連・大阪国公)です。12月24日18時30分
エル大阪。師走の忙しい時期ですが、参加よろしくお願いします。
「JALは整理解雇を撤回せよ!!12/24JAL労働者の闘いに連帯する
緊急集会inおおさか」民主法律協会関空プロジェクト会議
以上。
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