呑んだくれながらも、読み終えた本。
『自然の弁証法<抄>』(エンゲルス、秋間実訳、新日本出版社、2000年)
おもしろかった~。
もちろん、難しいところは読み飛ばしたけど。
エンゲルスは、ほんとうにすごい仕事をしてますね。
構想していた著書が完成せず、残念・・・。
これからの哲学学習にも、
おおいに刺激と参考になりました。
ギリシャ哲学、カント、ヘーゲルなどの哲学者の
位置づけと、その積極的側面の評価。
弁証法をどのように使うのか、磨いていくのかの見事な手本。
他にも、随所にみられる、「なるほど!」「そうだなー」という卓見。
本書は、注や解説が充実していて、学びの手助けになります。
ありがたいなあ。
『「自然の弁証法」-エンゲルスの足跡をたどる』
(不破哲三、新日本出版社、1988年)
もう十数年前に買ってはいたものの、
ついに読む機会がやってきました。
でも、もっと早く読むべきでしたね。反省。
不破流の研究方法、
*その著書の時代背景をきちんとつかみ、
*歴史的流れの中で読み、その精神の核をつかむ。
ということが、この著書でも貫かれています。
こちらも、おもしろくて一気に読んだ感じ。
ぼくも、もっともっと自然科学を勉強しなくちゃと、
強く思った、正月の学びでした。
それにしても、やっぱり『自然の弁証法』、
エンゲルスに完成させてほしかった。
マルクス早く死にすぎです。ばかやろー。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。