きょう(19日)は、午前中、鳥取へ移動。
9時14分の岡山駅発「スーパーいなば」で、鳥取11時4分着。
この特急、はじめて乗ったかも。
鳥取駅で、鳥取県労連のK藤事務局長が
出迎えていただきました。
K藤さんと鳥取港近くの魚市場へ。
とりあえず昼食ということで、海鮮丼をいただく。うーむ、うまい。
鳥取の労働運動の状況などもあれこれ聴きました。
昼食後、鳥取福祉文化会館へ移動。
「2011国民春闘共闘鳥取県東部地区懇談会」ということで。
まあ、春闘集会です。
13時45分~15時5分まで、5分オーバーの
80分間で、話をしました。
参加は50名ほどだったでしょうか。おつかれさまです。
なんと民青同盟の若者が数名参加していました。
しかも大学生ですよ! 若者がいるとがぜんテンションが上がります。
講演タイトルは「職場とくらしを考える―2011年春闘」という
ことで、まあ主催者の方がつけたタイトルですが、
気にせず、いつものように好き放題しゃべったというわけで・・・。
最初に、エジプトの変革から、私たちが何を学ぶのかという話。
若者をどうみるのか。大人のものわかりのよさ。
未来をあきらめることができない、若者の特質。大人の責任。
つぎに、春闘のそもそも的お話ということで、
なぜ、たたかうのか、環境に働きかける人間の本質、
ひとりではなく集団で、社会の春は待っていてもやってこない。
たたかう相手を間違えない。たたかいの相手は誰か?
そして、春闘という「たたかいの方法」について。
春闘の歴史と教訓、なぜ「いっせいに」ということが大事なのか。
集まることの意味、集まりたくなる場と空間の問題。
そもそもの意味を知ることの大切さ。
話は中盤に入り、2011年の春闘をめぐって大事なこと。
情勢をつかむ学びの材料、日本の異常な「ゆがみ」、
エジプトに負けてない貧富の格差と富のかたより。
それが目に見えない状況、学んで伝える大切さ。
いま問われている「思想」について。
あきらめ感を突破する力は「歴史に学ぶ」「人権思想」「仲間集団」の3つ。
後半は、航空労働者のたたかいに学ぶ、ということで、
日本航空の整理解雇問題、航空労働者の原則的なたたかい、
人間のほんものの連帯の美しさ、受け継がれる思想。
さいごに、人間は伝えることができる、という話。
伝えることによって、成長できるし、団結が生まれる。
サイエンスとアート。
伝える力を豊かにする「学び」の問題。
運動の歴史やそもそも論を学ぶ。ドラマを語る。人間を語る。
というような話でした~。
質問や感想では、
「内部留保はどうやって計算するのか」
「連合の春闘との違いがわかった。目からウロコだった」
など。
講義のあと、活動報告と言いうことで、
自治労連、医労連、国公の3つの分野から報告。
医労連の方(鳥取医療生協労組の委員長という方でした)は、
「航空労働者のたたかいの資料を読んで、涙が出た」と
話をしていただきました。やっぱり、心動かされるんですよね~。
さいごに、K藤事務局長から行動提起。
「きょうはすごい講演を聞いた、ものすごくがんばる気になった」
と言っていただきました。ありがとうございます!
16時に集会は終了。
持っていっていた「2011国民春闘白書」も5冊完売!
ありがとうございます☆わーい。
K藤事務局長に鳥取駅まで送っていただき、
「やっぱりそもそも論がすごく大事だ」という話で一致。
ぜひ、学習運動の前進を鳥取でも!
16時21分のスーパーいなばで、岡山へ。
ところどころ、まだ雪が残っていました。
こうやって見るぶんには「白って、美しいな~」と思いますが、
住んでいる人にとってはたいへんです。
鳥取滞在5時間でしたので、
あまり鳥取の楽しみを味わえませんでしたが。
充実の日帰り仕事でした。
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