相変わらず哲学の学びをコツコツと続けていますが、
ときどき、頭を交通整理するための文献も必要です。
その哲学者の立場とか、哲学史のなかでの位置とか。
その目的で役立ってるのが、
『哲学ものがたり』(関幸夫、新日本新書)と、
『世界観の歴史』(高田求、学習の友社)と、
『ソフィーの世界-哲学者からの不思議な手紙』です。
(ヨースタイン・ゴルデル、NHK出版)
とくに、このソフィーの世界は、
いろいろ専門的な評価はあると思いますが、
哲学史の学びでは、とても使えます。
もうずっと以前に買ってたんですが、
今回あらためて読んでみると、
わかりやすいし、抜群におもしろい。
あ、そうか! これは使える!と思う所もたくさん。
哲学の本って、
「その考え・思想を学ぶ」ということと、
「読んでいておもしろい」ということを
両立させるって、すごく難しいのですが、
この本は、かなり高い水準で統一できている。
こんなタイプの本が、
学習運動のみならず、わがほう出版業界にも
求められていると強く思います。
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