はい、ということで読み終えました、
『マルクスのかじり方』(石川康宏、新日本出版社、2011年)。
以前、大学生に向けての講演が
載った『前衛』論文が基礎になってる感じ。
よりフンワリ感をもって全体的にまとめられている。
マルクスから私たちが何を学ぶのか。
その核心をすばり。
若い人への熱いメッセージがたっぷり。
1月に岡山に来ていただいた講演内容とも重なって、
私自身はかなり復習的な気分で読みました。
書き下ろし部分も楽しい。
うまい表現、説明だなぁ、というところも
本当にたくさん。
これは、本当にそのことが深くわかっている人にしか
できない技術なんですよ。はい。
さいごの、ゼミ生の資本論読み座談会は、
資本論を読んでいない人には
ちと「?」が多いかもしれませんが、
「あ、資本論って、わからなくてもフツーなんだ」と
思わせてくれます(笑)。そう、わからないのがフツーなのです。
だから自分で読むと同時に、集団や分かっている人と学びましょう。
そのよいお手本ですね。
ぜひ、多くに人に読んでもらいたいです。
若い人は必ず、絶対読みましょう。
私、聞きますからね、「マルかじり読んだ?」って。
新しく活動に参加してくれる人なんかに、記念のプレゼントでいいかも。
(昔はそういう運動文化があったらしいですが。『空想から科学へ』を贈るとか)
本自体かわいいしね。喜ばれます。
ゆみたくん初コメントありがとう☆
早くも読みましたか! えらい!
がっつり学び続けて、マルクスに少しでも近づけるよう、
一緒にがんばりましょう☆
投稿情報: 長久 | 2011年3 月31日 (木) 16:35
マルかじり読みました~。マルクスさん自身の成長に合わせて、彼の理論も成長している。そして、学習することで現代っ子の僕たちもマルクスさんのように考えることができるようになるんだと学習意欲が湧いてきました。
投稿情報: ゆみた | 2011年3 月31日 (木) 15:36