きょう(20日)は、相方がお泊り仕事なので、
レイトショーで、映画『八日目の蝉』をみてきました(23時帰宅)。
わたし、去年NHkの土曜ドラマの『八日目の蝉』もみましたが、
テレビの方がクオリティはやはり高かったと思います。
テレビドラマの主演、檀れいさんと比べると、
残念ながら永作さんはもう1歩…
(永作さん自体は大好きな役者さんですが)。
そして、今回映画をみてはっきり意識しましたが、
子どもを盗んだ行為は、やっぱり許せません。
だから、今回も最後まで永作さん演じる母親には
感情移入できませんでした。
(檀れいさんのときは、かなり違ったのですが…)
どんなに希和子と薫の親子の愛情が尊くても、
それは子どもを盗まれた恵美子の不幸の上に成り立っているもの。
小豆島での希和子が薫をくすぐりながら、
しあわせを感じるシーンがあるのですが、
そんな幸せいっぱいの裏で、子どもを盗まれた恵美子は、
言葉にできない苦しみを味わっているわけです。
それを少しも想像できない希和子は、
やはり人としてどうかと思います。自分勝手すぎます。
人の不幸の上に成り立つ幸福には、
私はやっぱり共感できません。
でもね、この映画を観ようと思った理由のひとつは、
薫役の「井上真央」さん。
いまNHKの朝ドラ「おひさま」の主演をされていて、毎日みています。
わたし、彼女の演技にほれていまして、
だからこの映画も観たわけです。その点では満足でした(笑)。
最後のシーンはぐっときたしね。
ところで! この映画では、小豆島に向かう途中で、
岡山市内の京橋付近でのタクシーのシーンがでてきます。
ななな、なんと!
岡山民報の事務所が一瞬、でもはっきりと大きく映りました。
O野さん、これだけでも観る価値ありかも???
竹永さんありがとうございます☆
そう、たぶん人それぞれの立場によって、
感想もいろいろな映画だと思います。
私の2つとなりの席の女性は、開始30分から最後まで、
ずっと泣きっぱなしで観てましたよ・・・。
「男が悪い」という結論はそのとおりですね。まったく。
でも私の相方なら、
「そんな男を選ぶ女も悪い」と言うでしょうが…。
投稿情報: 長久 | 2011年5 月22日 (日) 06:54
私も、八日目の蝉を見ました。
そして、井上真央ちゃんって演技力あるんだ!と感動!
そこまでは、長久さんと同じ感想なのですが・・・・
小豆島のあの幸せシーンは、全然違う感想を持ちました。
もちろん、誘拐はいけません。でもでも・・・・もう子どもの生めない希和子が束の間でも、うそでも親子愛を擬似体験できたことで
生きる力をもらったのではないか?と私は思いました。
もちろん人の幸せを奪うことはよくありませんが、彼も、子どももなくした彼女に、妻がかけた「がらんどうのくせに」という言葉も人として許せない!と私は思いました。あの時、妻にバチがあたればいいのに!と感情移入してしまった私・・・・・
どっちにしても「男が悪い!」と
女性たちの間では結論づけました!!
投稿情報: 竹永みつえ | 2011年5 月21日 (土) 23:38